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KTが36歳のV弾で7連勝 1か月前の8位から駆け上がり3位に浮上<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝2ランを放ったファン・ジェギュン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

4日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

チャムシル球場では3位トゥサンベアーズと、3位とゲーム差なしの4位KTウィズが対戦した。試合は2-2で迎えた7回表、4番の37歳パク・ピョンホを一塁に置いて、打席には5番で36歳のファン・ジェギュン。ファン・ジェギュンはトゥサンの4番手チョン・チョルウォンの147キロ外角の直球をライトポール際に運ぶ2号2ラン。4-2として勝ち越しに成功した。

追うトゥサンは8回裏に1点を挙げて1点差に。9回裏にも2死一、二塁のチャンスを作るも及ばず、試合は4-3でKTが勝利。KTは7連勝で3位に浮上した。先月7月11日の時点では8位だったが、この約1か月で大きく順位を上げている。

敗れたトゥサンは1ゲーム差で追う5位NCダイノスが勝利したため、同率4位に順位を下げた。

◇8月4日(金)の結果

・トゥサン 3 - 4 KT(チャムシル)

 勝:ペ ジェソン

 敗:チョン チョルウォン

・サムスン 5 - 4 LG(テグ)

 勝:キム テフン

 敗:イ ウチャン

・KIA 9 - 3 ハンファ(クァンジュ)

 勝:ユン ヨンチョル

 敗:チャン ミンジェ

・ロッテ 1 - 4 SSG(プサン)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:イ インボク

・NC 4 - 2 キウム(チャンウォン)

 勝:キム シフン

 敗:チョン チャンホン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「NCが外国人投手入れ替え」

NCはテイラー・ワイドナー投手をウエーバー公示申請し、タナー・タリー投手の獲得を発表。ワイドナーは先発投手として11試合に登板し4勝2敗、防御率4.52だった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

SSGランダーズ戦に1番レフトで出場。1打席目空振り三振、2打席目四球、3打席目左の二の腕への死球、7回裏の4打席目は代打にチョン・フンが起用され退いた。1打数無安打2四死球。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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