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イ・スンヨプ監督率いるトゥサン、球団史上初の11連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
一発を放ったキム・ジェファンを迎えるイ・スンヨプ監督(写真:トゥサンベアーズ)

25日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズが地元チャムシルでのロッテジャイアンツ戦に8-5で勝利し、連勝を11に伸ばした。7月1日から続く連勝により、トゥサンは今月負けなし。

トゥサンは先発ブランドン・ワデルが5回を投げて被安打5、無失点。9つの三振を奪う好投。打線は3回裏に3番キム・ジェファンの8号2ランなどで4点を挙げ、その後も主力選手たちの活躍で得点を重ねた。

トゥサンの過去の連勝記録は2000年と2018年の10連勝が最多。11連勝は前身のOBベアーズを含み、1982年の球団発足以来42シーズン目で初となった。

イ・スンヨプ監督は今季からチームを率い、ここまで81試合44勝36敗1分け。首位と4.5ゲーム差の3位につけている。

◇7月25日(火)の結果

・トゥサン 8 - 5 ロッテ(チャムシル)

 勝:ブランドン

 敗:ナ ギュンアン

・キウム 6 - 16 ハンファ(コチョク)

 勝:チャン シファン

 敗:イ ミョンジョン

・KT 4 - 1 LG(スウォン)

 勝:ベンジャミン

 敗:プルトコ

・サムスン 5 - 1 SSG(テグ)

 勝:スアレス

 敗:オ ウォンソク

・NC 5 - 3 KIA(チャンウォン)

 勝:キム テヒョン

 敗:チェ ジミン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「イ・ジョンフが左足首手術へ」

キウムヒーローズはイ・ジョンフ外野手が27日に左足首の手術を行うと発表。リハビリ後の復帰まで3か月程度要すると見られる。イ・ジョンフは22日のロッテ戦(プサン)、8回裏の守備時に左足首を痛めて退いていた。

代表入りが決定している10月のアジア大会(中国・杭州)の出場、シーズン終了後のポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ進出への影響が懸念されている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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