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東京五輪と久保建英。期待値とハードルを上げ過ぎてはいけない理由。

森田泰史スポーツライター
五輪に臨む久保(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

日本中が、バカ騒ぎだ。

東京五輪の開幕が迫っている。新型コロナウィルスの影響で開催が一年延期されたが、最後まで「やる・やらない」あるいは「有観客・無観客」で揉めている。最早これは日本人の国民性なのだろう。つまるところ、集団主義なのだ。

「イエス」と「ノー」の二択で、マジョリティが寄った方にベットする。自分は多数派なのだ、という安心を得て、日常生活を送る。大事な議論は置き去りにされたまま、この国はとりあえず招致してしまったオリンピックを”畳む”作業に入っている。

それでも、五輪競技としてサッカー男子への期待値は低くないように思う。

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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