神戸女学院大学音楽学部ピアノ科卒、同研究科修了。その後、演奏活動,並びに神戸女学院大学講師として10年間指導。料理コンクールに多数、入選・特選し、それを機に31歳の時、社会人1年生として、フリーで料理界に入る。スタート当初は社会経験がなかったこと、素人だったこともあり、なかなか仕事に繋がらなかった。その後、ようやく大手惣菜チェーン、スーパー、ファミリーレストランなどの商品開発を手掛け、現在、食品業界で各社、顧問契約を交わしている。執筆は、中食・外食専門雑誌の連載など多数。業界を超え、あらゆる角度から、足での情報、現場を知ることに心がけている。フードサービス学会、商品開発・管理学会会員
記事一覧
- 原料高騰で注目の総菜は「ギョウザ」 ピンチの「唐揚げ」にはない強みとは?
原料が高騰し、食品業界各社、悪戦苦闘している。これまで低原価で人気のあった「唐揚げ」も売り場に並べられない事態が勃発!そんななか、各社は定番であるギョウザに注目。その理由を述べていきたい。
- スーパーの次のトレンドは"プラントベース"? 商談展示会から見えた食の最先端とは
2022年2月16日から18日の3日間開催されたスーパーマーケットトレードショー。大きな食の流れがわかる内容となっており、環境、ロスの問題、そして外食参入による傾向、対策なども散見された。
- ポテサラ100gが55円 スーパーとドラックストア、低価格路線で熾烈な戦いに
コロナ禍により、景気が不透明ななか、新業態としてディスカウントスーパーが現れた。ヤオコーの新業態の「フーコット」そしてイオンの「PaIette!」である。低価格スーパーとドラッグストアについて
- 「ロピア」破竹の勢いで関西出店、競合に衝撃、躍進の背景に圧倒的な価格戦略
2020年の関西から、注目されている新興スーパー「ロピア」。1店舗あたり約30億の売り上げをはじき出す。店舗内はアミューズメント性の高い売り場、徹底した商品の絞込みも定評がある。既に関西で5店舗展開。
- 意外と知らないマヨネーズの「ふつう」とは デザートにも使う店のこだわり
コロナ禍、家庭で料理を作る機会が増えるようになった。それに伴い、家庭用マヨネーズの売り上げはアップした。そんななか、新たなマヨネーズが発売された。それが『ふつうのマヨネー』。
- 唐揚げ市場が1000億円超えの急拡大 専門店とスーパー、強味と弱味は?
外食の売り上げがコロナ禍でダウンし、唐揚げのテイクアウトにシフトした。これは中食の唐揚げが一時期とはいえ、ダウンしたことも大きい。そこでスーパーの仕組みと専門店の強み、双方の違いが垣間見てみる。
- コロナ禍で苦境の老舗和菓子店 生き残りをかけ模索
贈答用としての和菓子の売り上げが年々減少し、今回のコロナ禍により、さらに和菓子業界は追い打ちをかけられている。そこで生き残りをかけて、老舗和菓子「槌谷」を通して、和菓子の今後について語りたい。
- 進化するドラッグストアの「食品売り場」 コロナ禍でも売上堅調な背景は
ドラッグストアはコロナ禍で必需品であるマスク、消毒などがあり、加えて食品が占める割合の増加からライフラインになっている。最近では食品の商品力も高く、スーパーを脅かす存在にすでになっている。
- コロナで冷凍食品が好調の中、独自色が光る「ピカール」日本での戦略とは?
フランスからピカールが日本に初出店したのが2016年11月23日。その後、着実に出店し、コロナ渦で15店舗目のソコラ武蔵小金井店を出店した。冷凍食品への需要が高まる中、ピカールの独自の商品提案とは?
- 外資スーパー唯一の生き残ったコストコ、貫いた独自路線と生存戦略とは?
外資スーパーの出店が2000年前後に続々と上陸したがいずれも撤退した。唯一、生き残ったのがコストコである。徹底した独自のビジネスモデルが日本に浸透し、コロナによってさらに身近な存在となりつつある。
- スーパーの惣菜が売れない!食環境の劇的な変化から?今後は・・・
内食に一気に傾いたと言われ、スーパー、コンビニの惣菜の売れ行きが芳しくない。 しかし果たしてそれだけの理由なのか。今回、コンビニの状況、スーパーの品揃えを通してみていきたいと思う。
- 飲食店が急きょ始めたテイクアウトに潜む食中毒リスク 安全な料理を提供する方法は?
外食の売り上げがコロナにより大打撃をうけている。店舗内で食べることが出来ないことから、一気にテイクアウトに流れている。その一方で食中毒が危惧される。そこで衛生管理についてのポイント。
- パリでは警察が買い物内容にダメ出しも、スーパーの入店規制、海外の事情は?
東京では今もなお感染者が100人を超える。更なる自粛、大型連休に備え、違う取り組みを発表。「STAYHOME習慣」である。スーパー入店自粛制限も含まれている。他国の事例を踏まえ、考察してみたい。
- ロスではエコバック禁止、仏ではワイン飲まなくなった コロナで各国のスーパー事情は?
日本では緊急事態宣言が7日に発令された、感染の拡大は収まらない状況である。すでに感染が拡大し、ロックダウンしているアメリカ、フランス、ドイツ、スペインに在住している日本人からお話を伺った。
- 「お肉が売れる」コロナでスーパーの売場がパニック状態 調査で見えた変化
都内でのスーパーの売り場が混乱をきたし、関西においてもじわじわと売り場に備蓄品のみならず、日持ちしないものまで爆買いが多い。スーパーの従業員の方に聞くと困惑したように「わからない」と言われる。
- セブン-イレブン「手巻おにぎり」リニューアル、さらなる進化で2月25日に発売。
セブン‐イレブンでは1978年以来、人気の「手巻おにぎり」を全面リニューアル。2月25日に発売される。20日に説明会に参加。これまでのおにぎりの歴史、そして今回のリニューアル、、そして想いを語られた。
- TERAOKAグループのSDGsへの取り組み、現場の立場にそったソリューションへ
今年のスーパーマーケットトレード‐ショーでは、「脱プラ」「ロス」への解消に以前より増してスーパー各社は興味が注がれていた。なかでも「TERAOKAグループ」のSDGsの取り組みについて紹介したい。
- スープにして終わりじゃもったいない、実は可能性の宝庫「おや鶏」とは?
あまり一般に食べ慣れていない「おや鶏」。味わい深い旨みのあるおや鶏。今回、養鶏協会で紹介された親どりのレシピBOOKの試食会が開催された。反響も高く、改めて「おや鶏」の潜在市場があると確信した。
- 「店の出来たてと遜色ない」までに進化した温麺 セブン‐イレブンの商品開発のすごみとは?
2019年10月1日、セブン‐イレブンが新たな温麺を発売発表した。新しい容器を刷新したことで麺本来の食感、つゆの風味が出来た。そこで開発で苦労された話、秘話をお聞きすることにした。
- 2019年度のスーパー、アンダー300坪の小型化、最低賃金アップ、地方ではAI化が一気に進む
今年は軽減税率が施行された年。そして最低賃金がアップしている。人口減から人手不足、顧客不足からスーパーそのものも変化している。都市部にスーパー出店され、地方ではAIを駆使した店舗も現れている。
- 中食は10兆円産業と化した。今後いったい、どこまで伸びるのであろうか?
中食産業が10兆円を突破した。この30年ほどで約5倍の成長である。そして今回の軽減税率対象商品によって、さらに追い風となるだろう。そこで今後の成長はどこまで伸びるのか検討してみることにした。
- 無印良品の食品はなぜすごい?担当者に直撃インタビュー
この3年で客数、客単価が前年比増の企業、それが良品計画が手掛ける「無印良品」の食品部門。食品企業の多くは人口減で苦悩しているなか、食を通しての「無印良品」の在り方を取材してみることにした。
- なぜか?スーパーの売り場に中華惣菜が復活。炒飯が単品、セットでも陳列?そのわけは?
以前、「なぜこんなに中華惣菜が売り場にないんっすけね?」と聞かれたことがあった。2010年頃のこと。しかし最近、またもや中華惣菜が売り場に並ぶようになり、販売も良好。その理由をメーカーに聞いてみた。
- 植物性食、インポッシブルバーガーって?直視せざるを得ない食糧事情
世界では毎年、人口が8300万人が増えていくなか、2050年にはたんぱく質需要は2倍に増え、今までのように動物性たんぱく質だけでは事足りない。そこでインポッシブルバーガーが登場し、日本にも浸透中。
- 外食 軽減税率に備えてテイクアウト、デリバリーで中食に流れ込む?
軽減税率により、外食の企業ではテイクアウト、デリバリーに力を入れはじめている。果たしてどこまで攻めることが可能なのか?なかでもデリバリーはニーズがあるようでなかなか難しい。