雑誌出版社で編集者&メジャーミュージシャンのインタビュアー、ガイドブック編集長(6.5年)を経て、02年活動拠点をNYに移す。NYの出版社に勤務し(7年)、シニアエディターとして街ネタや環境問題を取材。現在はライフスタイル、働き方、社会問題、グルメ、文化、テック&スタートアップの最新情報を発信、CROSS FMに毎月出演中。著書:NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ(イカロス出版)。所属団体:在外ジャーナリスト協会Global Press、米国務省外国記者組織 NY Foreign Press Center
記事一覧
- 米最高裁「中絶禁止:ロー対ウェイド判決の覆し」なぜこれほど論争になっているか。米国人視点で考える
米連邦最高裁判所は24日、中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」、つまり半世紀も前に認められた判決を覆す判断を示した。なぜこれほどの大ニュースなのか。この国に住む人々の視点で考える。
- 米エアビーで隠しカメラ騒動 … 海外旅行先のホテルや民泊で小型監視カメラ?盗撮への対処法
アメリカのAirbnb(エアビーアンドビー)で、女性客が宿泊した部屋に隠しカメラが仕掛けられていた疑惑が浮上。複数の地元メディアが、昨今の防犯カメラや盗撮にまつわる事情を報じている。
- 「バイデン家の歴史は悲劇」大統領のお騒がせ次男と複雑な家庭環境、前妻の告白本で再燃
脱税やマネーロンダリング容疑、奇行などでお騒がせなバイデン大統領の次男、ハンター・バイデン氏。前妻キャスリーン・ブール氏が泥沼の結婚生活を綴った回顧録を上梓し、バイデン一家にまた注目が集まっている。
- 韓国孤児から大富豪に上り詰めた壮絶な半生。53歳米スポーツ界の重鎮が病?
病床に伏していると報じられた米スポーツビジネス界の重鎮、キム・ペグラ氏。5歳で孤児として韓国から渡米しビリオネアに上り詰めた彼女。アメリカンドリームとも言える半生に、再びスポットライトが当たっている。
- 【移民遺産月間】先祖を辿れば誰もが「移民」米国の取り組み 英語教育を無償提供
ウクライナ避難民を始め、移民や難民の受け入れについて、世界中でますます議論が活発化している。移民国家アメリカの中でも、特に移民が多く住むニューヨークの取り組みの一例を取材した。
- ボヘミアン・ラプソディのフレディだけじゃない。西洋で愛されるKimono ── NYメットで着物展
長い歴史の中で、和と洋の双方の服飾文化は、互いに刺激し合い、影響し合って進化してきた。その歴史が一目でわかる展示会がニューヨークのメトロポリタン美術館(通称The MET、メット)で始まった。
- ホワイトハウス記者会見、直後の視聴190万回!BTSがもたらすアジア系差別問題への効果は?
31日、BTS(防弾少年団)がホワイトハウスに招待され、バイデン大統領と、アメリカで多発するアジア系をターゲットにしたヘイトクライムなどを話し合った。会談前、BTSは記者団の前に現れ、スピーチをした。
- 夜中の地下鉄に2年ぶりに乗車。コロナ禍で治安悪化、NY生活20年で初めて感じたこと
最近ニューヨークの地下鉄では、無差別の銃撃事件が立て続けに発生した。傷害事件も後を絶たない。そんなニュースが耳に入ってくる中、筆者は夜間、犯罪率の高いブロンクス地区から地下鉄を利用することがあった。
- 「10代」が銃を手にできるアメリカ。「学校で起こった銃犯罪データ」から見えてくるもの
アメリカでは、10代で銃を手にすることができる。18歳になってもビールを買うことはできないが、銃なら合法的に買うことができる。教育現場ではどのくらいの児童が、銃がらの暴力に晒されているのか?
- ライフルは容疑者の18歳の誕生日直後(事件2日前)に購入。テキサス州小学校銃乱射事件
18歳の容疑者が事件で使用したAR-15ライフルは、18歳の誕生日だった先週(16日)から6日後の22日、つまり事件の2日前に、容疑者が連邦政府認定ディーラーから合法的に購入したものだった。
- 「日本のパレード」はNYの人の目にどう映ったか?岩倉使節団と野球伝来、日米友好150周年
ニューヨークで14日、日本の伝統や文化を祝う「ジャパンパレード(Japan Parade)」が開催された。集まった沿道の人々の目に日本のパレードはどう映っただろうか?
- 初の黒人、性的少数者、移民…新報道官の「成功の秘訣」とは? アメリカンドリームの裏である懸念も
バイデン政権の名物報道官、サキ氏が離職する。後任は初の黒人女性、性的少数者を公言するジャン-ピエール氏。外国生まれの移民でもある。そんな彼女が伝える「成功の秘訣」とは?また一部である懸念とは何か。
- 服装で搭乗拒否のDJ SODA。日本では知られていない、米飛行機で「絶対にしてはいけない」こと
DJ SODAという韓国人女性DJが25日、ニューヨーク発ロサンゼルス行きアメリカン航空機で、履いていたボトムスが原因で降機させられ、嫌がらせを受けたと告白。何がいけなかったのか分析する。
- 日本人が海外旅行を躊躇する一因?思わず発狂するほど「厄介」な日本帰国に必要なもの(コロナ禍の体験記)
コロナ禍の渡航は、以前はなかった手間と時間とお金がかかる。一言で言えば、厄介な作業が増えた。海外に行く!という熱量が必要で、リスクも孕んでいる。一般の人々が渡航へ二の足を踏む一因かもしれない。
- 海外旅行はもう行ける!アメリカには「これ」さえあれば...(日米渡航体験記、日本→アメリカ編)
多いとは言えないかもしれないが、それでもGWにコロナ禍で初めて日本を離れる人もいるだろう。筆者の経験を踏まえ、コロナ禍の日米渡航体験記を綴っておく。すぐに海外に行けなくても、今後の参考になれば幸いだ。
- 脱マスクが進む米国とその兆しがまったく見えない日本 ── 2国間を往復して感じたこと
筆者は4月半ば、全員が屋外でもきっちりマスクを着用している日本から、マスク離れが進むアメリカに1ヵ月ぶりに戻って来た。国内線の機内では数名の乗客に加え、客室乗務員の何人かもマスクを着けていなかった。
- アメリカ人にとって「真珠湾攻撃」の記憶とは? ゼレンスキー大統領の演説引用の背景を探る
ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会で本日(23日)演説を行う。先週の米議会での「真珠湾攻撃」引用に不信感を抱き、戸惑った日本人も多い。そもそもアメリカ人にとっての「真珠湾」の記憶とは?
- 今週だけで一千億円! ゼレンスキー大統領の米議会演説後スピード発表の「莫大な追加支援」
ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカの連邦議会でオンライン演説を行い追加援助を求めた。バイデン大統領はその4時間後に記者会見を行い、今週だけで1190億円相当となる「莫大な追加支援」を発表した。
- 日本のユニクロ、米スタバやマクドナルド...「ロシア離れ」決断したこれだけ多くの多国籍企業(一覧)
ウクライナへの軍事侵攻を受け、世界のさまざまな企業が、ロシアからの撤退や事業縮小を表明。ユニクロも当初は事業を継続していく方針を示していたが、批判を受け、ほかの多国籍企業に追随することになった。
- 強制収容所生まれ、広島育ち。3つのアジア系差別を経験 ─ 日系人・古本武司が伝えたいこと(後編)
【日系人強制収容から80年】1942年2月19日、大統領令9066号が発令され米西海岸に住む日系人が収容所に入れられた。古本武司さんはその収容所で生まれ、広島で育ち、米軍としてベトナム戦争に出兵した。
- 強制収容所生まれ、被爆後の広島育ち、ベトナム戦でPTSD ─ 日系人・古本武司が伝えたいこと(前編)
【日系人強制収容から80年】1942年2月19日、大統領令9066号が発令され米西海岸に住む日系人が収容所に入れられた。古本武司さんはその収容所で生まれ、広島で育ち、米軍としてベトナム戦争に出兵した。
- 小室眞子さん夫妻のNY高級アパート前で白昼に銃撃事件。動画を米紙が公開
銃撃事件が多発するニューヨークでは、ヘルズキッチン地区で白昼またもや銃撃事件が起こった。公開された事件現場は小室眞子さんと小室圭さんが住む高級アパート「前」の歩道だった。地元紙は事件の映像も公開した。
- NY屋内マスク義務が今日から解除。人々はマスクを外した?街の様子は?
ニューヨーク州では10日より、屋内飲食や小売店などで、マスクの着用義務がなくなった。街の人の様子はどうか?10日、街の様子を見に行った。
- 選手は「憤慨」「劣悪な食事と環境に涙」「胃が痛い…」 米英紙が酷評【北京五輪】
北京オリンピックの開会式直前には、選手村のレストランの調理用ロボットや寝心地の良いハイテクベッドなどが話題になった。しかし、大会が始まり実際に蓋を開けると、各国の選手からさまざまな苦情が出始めた。
- 生中継で中国の「ジェノサイド」複数回触れられる ...【北京五輪 開会式】米メディアはどう報じたか
米国での五輪放映権を持つNBCの看板アナは北京五輪の開会式を「挑発的」だと表現した。東京五輪の際に、IOCのバッハ会長を「ぼったくり男爵」と批判したワシントンポストは、今大会の開会式をどう見たか。