移籍1試合目に4安打を記録する。2度のトレードを挟み、3年連続の首位打者も!?
5月4日、ルイス・アライズは、サンディエゴ・パドレスの「1番・DH」として、スターティング・ラインナップに並んだ。
5月2日の出場時は、マイアミ・マーリンズの「1番・二塁」だった。3日の試合には出場していない。トレードについては、こちらで書いた。
◆「2年連続首位打者の内野手をトレードで獲得し、パドレスはどこを守らせるのか。内野に空きはなし!?」
パドレス・デビューの試合で、アライズは、1打席目に二塁打を打ち、2打席目から4打席目までは、いずれもシングル・ヒットを記録した。5打席目と6打席目はアウトになったものの、6打数4安打。シーズン打率は、移籍時点の.299から.315へ上昇した。
アライズは、過去2シーズンとも、首位打者を獲得している。2022年はミネソタ・ツインズで打率.316、2023年はマーリンズで打率.354を記録した。今シーズンも、首位打者の可能性はありそうだ。
現時点の打率.315は、ナ・リーグ8位。トップ5には、打率.364のアレック・ボーム(フィラデルフィア・フィリーズ)、打率.360のムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)、打率.347のジャリクソン・プロファー(パドレス)とウィル・スミス(ドジャース)、打率.345の大谷翔平(ドジャース)が並んでいる。
なお、マーリンズとパドレスは、どちらもナ・リーグのチームなので、スタッツは合算される。
ロジャース・ホーンズビーは、1920~25年に6シーズン続けて首位打者を獲得しているが、今世紀に限ると、ミゲル・カブレラの3シーズン連続(2011~13年)が最も長い。
ちなみに、アライズの背番号は、ツインズ時代が「2」、マーリンズ時代が「3」、パドレスでは「4」だ。パドレスの背番号「2」と「3」は、それぞれ、ザンダー・ボガーツとジャクソン・メリルが使用している。背番号「4」は、昨シーズンまで、ブレイク・スネル(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)のものだった。