陽性者アンケート「第7波はなんらかの症状のある方が多い」大阪・吉村知事会見7月20日(全文1)
発熱者SOS、自宅待機SOSを設置
また、この感染が拡大を続く中で、どこに連絡したらいいんですかということの、もう一度のおさらいになります。感染の疑い、あるいは陽性者と濃厚接触者の可能性、あるいは後遺症の症状等がある場合、発熱者SOSという24時間対応の連絡先を設けていますので、連絡先が分からないという方は、こちらの方に連絡をいただけたらと思います。あと、すでにもう陽性になったという方用については、あるいは陽性になった方が自宅待機をしてらっしゃる、あるいは自宅療養をしてらっしゃるような場合に、宿泊施設での療養を希望する、あるいは夜間、休日に体調が悪化して医療機関を受診したい等々、さまざまなお困りごとがあるかと思いますが、それについては自宅待機SOSという専用のダイヤルを設置してますので、そちらのほうに連絡をいただければと思います。また、コロナの感染の疑いとか、感染したという場合じゃない、一般的な相談についても、府民相談窓口を設置していますので、こちらについてご連絡をいただければと思います。今、感染症法拡大期でもありますから、基本的な感染対策、お1人お1人の対策の徹底をお願いします。 次、2つ目です。これ、コロナと違う項目になります。若年層に向けた自殺予防の啓発についてです。近年、特に若年層、30歳未満の方の自殺者数が増加傾向にあります。大阪府における若年層、30歳未満の死の原因ですけれども、一番多いのが自殺になります。で、2位が不慮の事故で、3番目ががんです。自殺が一番、死因としては多い。そして直近の年数を見ますと、全体としてやはり28年、29年まで下がる、減少傾向にありましたが、この直近では少し増える傾向にあります。とりわけ令和元年から2年にかけては増えてると。2年から3年にかけては少し減りましたが、元年から2年にかけては増える傾向にあると。
1人で悩まないことが非常に重要
この内訳を見ますと、やはり若年層です。30歳未満の若年層が増えていて、しかもその中の女性の割合が多いということが特徴になってます。男性より女性の割合が多いと。男性がそこまで増えてるかというとそうではありませんが、女性がくっと伸びてるという状況です。ですので、この若年層の皆さん、女性の皆さんがなぜ、これ増えてるかということですけども、やはり精神的に非常に行き詰まってしまったというようなことも要因とされています。さまざまな要因があるとされていますけれども、やはり誰かに相談すると、1人で悩まないということが非常に重要だと思ってますので、それに対する啓発、広報というのをしっかりやっていきたいと思います。 その中でですけれども、もちろん、この案内サイト、「大阪こころナビ」というのがありまして、ここでさまざま、電話相談はもちろんそうですけども、電話相談がやりにくければLINEでの相談等も受け付けています。さまざまな、こころのホットライン、こころの電話相談等ありますので、それを活用していただきたいと思います。これをまず、ただ知っていただく必要がありますので、啓発の動画を今後配信していきます。若年層の自殺対策の一環としまして自殺の予防啓発動画をSNS等を通じて発信していきます。 2パターンありまして、ご本人に対しての動画、そして周囲の方も非常に大切なので周囲の方、悩んでいる方の周囲の方がそれに気付くということが非常に重要ですから、その2つの動画を作成しました。これについては若年層向きということで、YouTubeやTikTokでの動画を配信していきます。そこでの広告の欄での動画をどんどん配信していきます。また、JRとOsaka Metroの社内広告でも8月15日から1週間程度配信をいたします。2つ動画を作りました。非常に短くまとめてる動画ですので、ちょっとここで披露させていただきたいと思います。本人向けと、周囲の方向け、2パターンを作成しましたので、それを少し紹介させていただきます。 まずこれ本人向けです。