大阪・関西万博キャラの愛称は「ミャクミャク」に決定 開幕1000日前イベントで発表
1000 Days to Go!で発表
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)協会は18日、開幕1000日前イベント「1000 Days to Go!(セン・デイズ・トゥ・ゴー)」を大阪と東京で開催した。同イベントでは募集していた公式キャラクターの愛称が「ミャクミャク」に決定したと発表した。 【写真特集】おどけたポーズをみせる「ミャクミャク」。会場は沸いていた
応募総数は3万3197作品
同協会によると、このキャラクターは今年3月22日にデザインが決定。 4月26日から5月16日までの期間、愛称を一般募集したところ、3万3197作品の応募があり、その中から選ばれた最優秀作品を公式キャラクターの愛称として発表した。
万博アンバサダーのコブクロがスペシャルライブ
大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に設置された大阪会場では、観光業支援を目的に同日から始まった「大阪来てな!キャンペーン」のキックオフイベントの一環として万博1000日前イベントのプログラムが盛り込まれた。 万博アンバサダーのコブクロは、スペシャルライブを開催。ラストの5曲目で万博の公式テーマソングである「この地球(ほし)の続きを」を初めて披露すると、詰めかけた観客から大きな歓声を浴びた。
公式テーマソングに吉村知事「ワクワクするすばらしい曲」
会場には、若宮健嗣・国際博覧会担当相や大阪府の吉村洋文知事、大阪市の松井一郎市長、2025年日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長らが登場。 公式テーマソングへの感想を問われた吉村知事は「ワクワクするすばらしい曲」、松井市長は「みんなが歌える曲をお願いしていたところ、その通りに作っていただいた」とそれぞれ好印象を口にした。
石毛事務総長「全国的に機運を盛り上げていきたい」
終了後の囲み取材で、若宮担当相に公式キャラクターの名称に対する印象を尋ねたところ、「非常に良い名前、元気が出てくる。歴史を脈々とつなぐ、次世代に脈々とつなげるなど、様々な意味が込められている」と評価した。 この他、石毛事務総長は「今回のイベントをベースに、全国的にしっかりと機運を盛り上げていきたい」と抱負を語った。 (取材・文:具志堅浩二)