大阪府・吉村知事が定例会見11月2日(全文4)新しいパワーが日本維新の会から生まれてほしい
都市部での擁立が比例票獲得につながったのか
朝日新聞:朝日新聞、久保田です。比例票の獲得について伺います。小選挙区でも都市部とされる1区など、各都道府県の1区などで立候補が目立ったと思いますが、この狙いと、もし都市部で候補者が立ったことで比例票獲得につながった効果があるとすればどのようにお考えか教えてください。 吉村:やはり地方に行くとそこはもうずっと自民党が根を張って、人間関係もできてっていうところが非常に多いです。なので政策っていうよりも人で選ぶとか、最初から決めているというところが非常に多い、これはもう現実だと思います。民主党なんかももうずっと根を張っているわけですから、そういった中でこういう維新のような第3党が、ある意味、古い日本の構造を変えていくとすると、やはり無党派層というか中立に、人間関係とかじゃなくて中立に判断をいただけるようなエリア、これはだから第1区が多いわけですけど、そういったところで活動をできるだけやっていくというのは普通のことなんだろうと思っています。 朝日新聞:ありがとうございます。 共同通信:すいません、最後はあとは質問ある方。
維新の代表は吉村さんしかいない、と橋下氏は言っているが
毎日放送:毎日放送の有馬と申します。再三ちょっと党の代表についての発言あるかと思うんですが、日本維新の会の代表についてメディアで橋下徹さんが、維新の代表は吉村さんしかいないとおっしゃっていました。その辺りも含めて今までの発言ありましたが、吉村知事の、吉村副代表のお考えをお聞かせください。 吉村:そこまで言うなら橋下さんが戻ってきてくれて橋下さんが代表になってくれへんかなってもう言っといてください。今いろんな選挙のテレビで出られていますけども。橋下さんからそうやって言っていただけるのはありがたいですし、僕自身もやっぱり大阪市長、橋下さんの後を受けて、吉村さん、市長、後を受けてやってよということを言っていただいて、僕も一生懸命やろうと思ってやってきました。橋下さんも見ながら、やっぱり僕自身の政治においても、橋下さんっていうのは本当にすごい人だなと思いながらやってきたことがあるので、そこはそう言っていただけるのはありがたいですけれども、一民間人、私人の意見として受け止めたいと思います。僕の代表選に関する考え方は今ここでも何回か質問があったとおりですし、選挙当日での会見でも聞かれたとおりです。 毎日放送:もう1点、先ほど質問の中にもありましたが、立民の枝野さんが辞任されたり、自民党の甘利さんも幹事長辞任されましたが、そのことで維新の代表に何か影響などはありますでしょうか。 吉村:いや、これも他党のことなので一切、影響はないと思っています。だってわれわれもわが党の代表である松井代表が辞任するというふうに言われているわけなので、別にそれは他党に直接という、それぞれの党のそれぞれの政治家の判断なので、あまり影響はないと思います。 毎日放送:すいません、最後にもう1点。先ほど維新の会の代表について、新しい方を選挙で選んで、それを支えていけるような役割を果たしたいというふうにおっしゃっていましたが、具体的にどのようにして吉村副代表としては代表を支えていきたいとお考えでしょうか。 吉村:もちろん代表がどういう役割をしてくれとか、いろいろ、いう話もあると思うので、なければ当然やらないですけれども、あると思うので、あったらそれを受けて、どういう役回りになるか分かりませんけど、それこそまさに僕の役割を僕が決めると僕が代表より上になっちゃうから、それは代表が決めた、これ手伝ってほしいという、協力してほしいということについてしっかり支えたいし、日本維新の会自体も多くの方に支援いただいてやっているわけなので、おかしなところがあったらおかしいというのは、内部では当然意見を言います。