大阪府が自宅待機者24時間緊急サポートセンター開設へ 吉村知事「セーフティネットとしての役割」
5日午前9時から24時間対応・通称は「自宅待機SOS」
大阪府の吉村洋文知事は2日午後、大阪府庁で定例記者会見を開き、今月5日から「大阪府自宅待機者等24時間緊急サポートセンター」の運営を開始すると発表した。 【映像】「自宅待機者のためにSOSセンターを設置」大阪府・吉村知事が会見(2021年11月2日)
セーフティネットとして宿泊療養予約や健康相談を行う
会見によると、大阪府で自宅待機療養をしている人は、基本的に保健所とやりとりをするが、感染者が急増した際は電話がつながらなかった場合のセーフティネットとして、宿泊療養予約や健康相談を行うという。 また、自宅待機の患者で医師の診察を受けたい場合や抗体利用医療機関を知りたい場合の医療機関案内を行うとしている。
開所時は5回線、最大500回線を確保したい
同センターは通称を「自宅待機SOS」とし、今月5日午前9時から24時間対応を行う。 吉村知事は「開所時、今はほとんど陽性者がいませんからかなり少ない人数でのスタートになります。重要なのはここに連絡がつながりにくいことは避けたい。なので最大では500回線を確保できるくらいの大規模なセンターにしようと思っています。コロナ対策はどの場面でも難しいんですが、多い時には対処しなければならない。開始時は5回線から進めていきます」と詳細を説明した。 同センターの電話番号は(電0570・055・221)