大阪府・吉村知事が定例会見11月2日(全文5完)自民党は本気で改憲するつもりはない
大阪府の吉村洋文知事は2日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「自宅待機者のためにSOSセンターを設置」大阪府・吉村知事が会見(2021年11月2日)」に対応しております。 【動画】「自宅待機者のためにSOSセンターを設置」大阪府・吉村知事が会見(2021年11月2日) ◇ ◇
候補者の一定数を女性にする制度は考えているのか
関西テレビ放送:女性候補者の割合を高めていくというのは重要だというご認識だと思うんですが、そこに対しても一定、例えばクオータ制のように一定数、もう女性の枠を数字で何人まで出すとか、そういうふうに制度として増やしていくみたいな、そういうお考えはありますか。 吉村:ただ、そもそも手を挙げていただける方があまり、女性、少ないんです。やっぱり政治の世界って結構特殊な世界なので、枠をはめたから、じゃあ多くの方が手を挙げてくれるかっていうとなかなかそうでもないとも思うので。なので、直接クオータ制を導入するというのは難しいかも分かりませんが、そういったことを理念というか、頭に入れながら擁立、選考ですね、選考段階についても考えていきたいというふうに思います。 例えば大阪府庁の職員とかいう、組織を僕らは持っています、やっていますからね。この組織であればいろんな人事をもってできるところもあります。ただ、今やっているのは、どうしても幹部候補生になった瞬間、ほとんどが男性職員になっているので。ただ、優秀な人が幹部になってもらわないと困りますから、そういった意味では能力で選ぶわけですけど、そこにそもそも女性がなんで少ないんだろうかっていう問題点を僕なりにいろいろ検証して、大阪市長時代からやって、大阪市でもやっているんですけど、最初入ってきてから今度、上に上がる、係長から課長になるとか、そういったところで事実上のクオータ制を導入して、男女の比率を同じぐらいで上に上げていってくれっていうようなこともやりながらやると幹部候補生も増えてくるので、そういった仕組みを今、導入して、それでも100%ではないんですけども、そういったクオータ制の趣旨を反映したようなやり方をなんとか大阪府でも今、導入しています。大阪府の人事でもね。 ただ、政治家というと本当に一国一城の人たちなので、なかなか手を挙げてもらうのも、女性枠とかいってもそう簡単にはいかないだろうなと。もっとやっぱり女性候補とか、女性議員がどんどん参加してくれればいいなと思いますが。できるだけ選定の過程とか、そういったところで女性候補者をどんどん出したいと思います。