大阪府・吉村知事が定例会見11月2日(全文1)虐待かもと思ったら189(いちはやく)
大阪府の吉村洋文知事は2日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「自宅待機者のためにSOSセンターを設置」大阪府・吉村知事が会見(2021年11月2日)」に対応しております。 【動画】「自宅待機者のためにSOSセンターを設置」大阪府・吉村知事が会見(2021年11月2日) ◇ ◇
自宅待機SOSというサポートセンターを設置
司会:お待たせしました。それでは定例会見を始めさせていただきます。最初に知事から発信をお願いいたします。 吉村:本日、5点報告をさせていただきます。まず1点目ですけれども、新型コロナウイルス関連です。大阪府において自宅待機あるいは自宅療養されている方が、基本的には保健所とやりとりをするんですが、どうしても保健所とやりとりがなかなかうまくいかない、あるいは連絡がつながりにくい、特に感染急増期にそういったことが起きることがやっぱりあります。そういったときに、大阪府においてSOSセンター、これを設置いたします。大阪府自宅待機者等24時間で緊急にサポートするというセンターを設置いたします。この設置をするということについては、前、先週ですか、報告させてもらいましたが、その運営を開始いたしますので、その報告をさせていただきます。 11月5日の金曜日、今週金曜日の午前9時から自宅待機者等の緊急相談について24時間対応するサポートセンターの運営を開始します。正式名称は大阪府自宅待機者等24時間緊急サポートセンターと、ちょっと長いんですけど、通称、略して自宅待機SOSと、分かりやすいように自宅待機SOSというサポートセンターを設置いたします。今使うことはもうないとは思いますけれども、第6波に備えた組織ということになります。
セーフティーネットとしての役割を果たす
まずどういった相談内容があるかと、どういった対応をするかということですが、大きくは2つです。1つ目は特に保健所業務が非常に逼迫しています。当然これから保健所、これまでも保健所はそれぞれによって強化してきているわけですけれども、それを超える感染の波は当然想定しなければなりません。その保健所の業務の中でどうしても保健所からの連絡がない、あるいは連絡が取れないという場合のセーフティーネットとして役割を果たします。なので、あくまでも主体は保健所です。これは感染症ですから主体が保健所になります。感染症の指定が外れれば別ですけれども、感染症2類相当で今、国家として進めている以上、これについては保健所が当然主体になりますが、どうしてもそこと連絡が取りにくいという場合のセーフティーネットとしての役割を果たします。 そして宿泊療養の予約も直接宿泊療養のほうに、予約や搬送も含めてやっていくということもやります。ですので、保健所が連絡して健康観察するころには、もう宿泊療養所の中に、ホテルの中にいるという場合もこれは出てくる、感染急拡大時にはあり得る話にもなってきます。また健康相談等を実施いたします。 もう1つですが、今、大阪府で最も力を進めていますが、できるだけ早く早期治療介入をしていこうというのが今の方針です。今の方針というか第4波以降、この夏に向けて、第5波もそれでかなり力を入れて乗り越えてきた部分があります。できるだけ早く入院であったり、できるだけ早く治療の介入をして重症化を防ぐと、1人でも重症化を防ぐと。そうやって病院の回転率も上げていくと。これからは病院だけじゃなくて、第5波の最中にもやりましたが、ホテルの中で抗体カクテルの治療をしたり、往診で治療をしたりと、できるだけ早く対応するということに力を入れて今、進めてます。外来なんかもまさにその典型です。 その中で、自宅療養者の中も、じゃあ結局患者で、お医者さんの診察を受けたいという場合であったり、あるいは抗体カクテルの、どこで治療をやってるんですか、それを受けたいんですけれどもというような、そういうことを知りたい場合に直接医療機関を案内します。もちろんこれは保健所がやることも想定してますし、第6波に備えては、もう検査医療機関でやろうということもやってますが、併せてもう1つのルートとしてこの自宅待機SOSにおいても連絡をいただければ、その抗体カクテル療法の案内等々も含めて行います。