大阪府・吉村知事が定例会見11月2日(全文4)新しいパワーが日本維新の会から生まれてほしい
今後の維新のリーダー像は?
産経新聞:今の支えるというところでちょっと聞きたいんですけども、橋下さんとか松井さんとかやっぱりもうどちらかというと、ある種カリスマ的な形で引っ張ってこられた方がいらっしゃった中で、今後の維新のリーダー像っていうのは支えていく、チームでやっていくというそういったところを打ち出せたらなって部分を感じていらっしゃいますか。 吉村:感じています。もちろん僕は大阪府知事としての仕事をしっかりやっていくっていう責任もありますし、大阪維新の会の代表でもありますから、政治的に言うと大阪維新をまとめて引っ張っていく、そういう立場です。日本維新の会というのを考えたときに今回の選挙もそうですけども、やっぱり選挙ってそのときのいろんな勢いとか状況とかで結果は変わるところは確かにあります。そういったことがあったとしても、より足腰の強い政党をつくっていくためには、何かそのとき支持がある人に頼るような政党ではまだまだやっぱり不十分だし、俺がこの政党を引っ張っていくんだというようなこと、これは失敗するかもしれないけども、そういった人がリーダーになったほうが、日本維新の会としては僕は成長するだろうと思っています。 なので、やっぱり投票日の会見でも少し申し上げましたけども、一番大きな理由はもちろん、今日も発表しましたけど第6波、コロナどうなるか分からんところもあるし、大阪の成長というところに僕は力を注ぎたいので大阪府知事の仕事、それから大阪維新の会の代表の仕事に集中すると申し上げましたが、もう1つのやっぱり政治的な思いとしても、誰かに頼るんではなくて、俺が引っ張っていくんだみたいな新しいパワーが、この日本維新の会から生まれてほしいなと、そういう思いもあります。
引っ張っていく気迫ある人になってもらいたい
なのでそれは、ただその思いは思いだけじゃ無理で、やっぱり1票を与えられてパワーというのが生まれてきますので、そういった意味では選挙をして多数を取ったその人を今度はぐっと押し上げていく。そういったことの繰り返しをやらないと日本維新の会は強くならないと僕は思っていますので、それをぜひ期待をしています。 だって今回の選挙でも自民党なんて、うわってものすごい東京から応援の弁士も入りましたけども、元総理大臣とか元大臣とか現大臣とかすごい人がたくさんいるけど、やっぱり維新の会って僕とか松井さんと、馬場さんとかごく少数しかいないので、もっといろんな可能性があるような、歴史が浅いから仕方ないんですけど、そういった人を育てていくということも重要だろうと思っているので、僕は代表選には出ないですし、ぜひそういう引っ張っていこうという気迫ある人に日本維新の会の代表になってもらいたいと思います。