大阪府・吉村知事が定例会見11月2日(全文3)現時点で統一会派を組む考えはないし聞いていない
立民・枝野代表が辞意を表明。受け止めを
関西テレビ放送:すいません。最後に国民民主党については距離は近いっていうふうに、国民民主党っていう政党に対してはどのように考えておられますでしょうか。 吉村:まず労働組合から支援を受けているということを基本的に僕が感ずるところがあるので、労働組合からの支援っていうのをどう評価するかっていう部分はあると思います。われわれは特定の支援、労働組合も含めて行財政改革をやってきた立場ですから、どこの支援も受けずにここまで来ていますんで、そこの違いもまず大きくあると思います。ただ、基本的な考え方については、ほかの立憲とか共産とかよりはずいぶん近いだろうというふうには思っています。 関西テレビ放送:すいません、最後にもう1点だけ。枝野代表が立憲民主党の代表を辞意表明されましたけど、この点について何か受け止めがあれば教えてください。 吉村:これはもう政治家の出処進退というのは自分で判断することですから、特にコメントはないです。 関西テレビ放送:ありがとうございました。
日本維新の会次期代表にはどんな人がふさわしいか
読売テレビ:読売テレビの尾木です。今回の選挙の結果を受けまして、自民党では幹事長が交代、そして立憲民主党も代表が交代の方向で進んでいるかと思うんですが、維新も代表が代わる見込みで、副代表は具体的にどんな人がふさわしいとお考えでしょうか。 吉村:僕、大事なのはやはりプロセスだと思っていまして。やはり公正で透明な手続きの中で、選挙で代表を決める、これが重要だと思っています。投票するのは地方議員であり、一般党員の方が投票をして維新の代表を決めるプロセスをしっかり踏む、これが維新にとって重要だろうと思います。 というのも今まで橋下さんや松井さんっていうのは創業者ですから、もうみんなが認める代表なわけです。われわれベンチャー政党みたいなもので、まだ言っても10年しか歴史ありません。こういった支持母体の持たない政党というのは戦後60から70生まれましたが全部消滅してなくなりました。でも維新だけは生き残っています。そういった意味で自民党や公明党、共産党、強烈な支持母体を持つ組織、民主党もそうですね。そこと比べると地盤はやっぱり、土台は弱いわけですから、こうやって多くの方にもご支援いただけるのは、やっぱりそういった既存政党にはない、例えば大阪の未来であったり、特定のとこに配慮する政治をしないというところが重要だと僕は思っています。 なので、これまで誰しもが代表と認めるベンチャー創業期における橋下さんや松井さんが代表をするというのは、ここまではよかったと思いますが、これからもう一段、党として成長するためには代表を決めるときのプロセスというのは透明で公正で選挙で決めるということが非常に重要だと思っています。その立候補者は、もう誰でもが立候補、当然立候補条件はあるんですけど、その条件を満たしていたら自由に立候補し、そしてどういう党にしたいのかという主張を皆さんに見える形でオープンにして、そして党員や地方議員が投票して決める、そこが重要だと思っています。 なので、何かこれを言った人を推すとか、何か特定の人を推すということは僕の中でありません。皆で、投票で最多数を取った人が代表になるべきだと思っています。なので、僕が大阪維新の会の代表になるときも、当初は松井さんから指名を受けましたが、僕は松井さんから指名を受けたときに、これは選挙でやらせてくれということを言いました。最後は松井さんも了解してくれました。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見11月2日 全文4に続く