大阪府・吉村知事が定例会見11月2日(全文3)現時点で統一会派を組む考えはないし聞いていない
空飛ぶクルマは資源浪費型の移動手段では?
横田:最後リニアに関連して高速に移動する手段が果たしてこれからの環境に配慮するべき時代で適切かという視点で、大阪万博の目玉の空飛ぶクルマについてなんですが、これは1人当たりの移動距離のエネルギー消費量が地上を走る車よりも明らかに多いんじゃないかと、環境に優しくない資源浪費型の車、移動手段ではないかと見えるんですが、知事のお考えをお伺いしたいんですが。 吉村:空飛ぶクルマについては災害時においても活躍できるという側面もありますし、今ない移動手段ですから、そういった意味では万博時において空飛ぶクルマで、そして最初は湾岸上で、海上であったり河川上になると思いますけども、そこで、海で、兵庫、神戸と大阪なんていうのは海で行けばもう一っ飛びですから非常に近いし、瀬戸内の島々も非常にきれいですし、関空も海にありますから関空と夢洲も海上でつなげると。その途中には百舌鳥・古市古墳群もあると。非常に素晴らしい日本の景色であったり、観光という側面でも非常に有効な手段、いざというときの災害時でも有効な手段、新しい技術として日本にとって必要なものだし、これは有効なものになるというふうに思っていますので着実に進めていきます。 横田:そういう特殊な用途ですね、観光と。 司会:ちょっと質問、あと1回でまとめてもらえますか。 横田:分かりました。特殊な用途、医療とか災害とか観光であれば資源浪費型の空飛ぶクルマでも使用する価値はあると思うんですが、一般的に環境に優しいイメージを与えるのはおかしいんじゃないかと思うんですが、環境に優しいかどうかの視点についてどうご覧なっているかをお伺いしたいんですが。 吉村:どのような移動手段でも環境に優しいものをこれから目指していくというのは当然であって、車だって最初はガソリン車から始まって環境に優しいものを目指していこうと。もともといろんな飛行機やなんやっていろんな進歩的な移動手段もどんどん進化をしながら進めていますので、進化する中で当然、環境というのも考えて開発し、そしてその後も環境問題については考えながら進めていくということだと思いますが、新しい技術にチャレンジしないという理由にはならないと思っています。 横田:ありがとうございます。 司会:取りあえず今ので出尽くしたということでよろしゅうございますでしょうか。ほかの社の方、特にございませんか。それではこれで会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。いったんマイクをお返しいたします。 共同通信:本日、政務のご質問はありますね。では、いいですか。それではご質問をお願いします。