大阪府・吉村知事が定例会見12月23日(全文1)年末までは不要不急の外出自粛を
コロナ重症センターの医療者にQUOカード
また、感染したとしても、これは誰かが悪いということではもちろんないし、僕自身も感染する可能性もあるし、差別みたいなことは絶対あってはならないのと、やっぱり感染の疑いがある場合は、先ほど申し上げたところに相談をお願いしたいというふうに思います。 次です。大阪コロナ重症センターが稼働して約1週間が過ぎています。大阪コロナ重症センターにつきましては全国からのご支援もいただいてます。また、大阪府内から多くの看護師さんもご支援をいただきまして運営をしているという状況であります。このコロナ重症センターで従事していただける方に感謝の気持ちを伝えるということで、これまでご寄付をいただいていたコロナ助け合い基金を活用した支援をさせていただきたいというふうに思います。その中身についてです。 まず大阪コロナ重症センターの設置に当たりまして現在、これも報道済みでありますけど、府内外から多くの医療従事者の方にご支援をいただいているところです。自衛隊から3名、そして全国知事会から27名、そして大阪の看護協会だったり、いろんな大学病院であったり、大阪府内のいろんな方、そして大阪府外でもNPOの方、そういった方から本当にご支援をいただいて、この重症センターを運営することができています。そのことにまず感謝を申し上げたいと思います。 志願してこのセンターに従事してくださった医療者の皆さまに、新型コロナウイルス助け合い基金から、これを活用しまして、感謝の気持ちとしてQUOカードを贈呈させていただきます。メッセージを添えてQUOカードを贈呈します。対象者については約350名を想定してます。贈呈金額は約6000万円の見込みです、合計で。
新型コロナウイルス助け合い基金に多くの寄付
中身ですけども、この大阪コロナ重症センターにいわゆる医療従事者として従事していただいた医療職の方、5日以上従事していただいた方については20万円、5日未満については5万円のQUOカードを贈呈させていただきます。そして薬剤業務など、重症センターでレッドゾーンには入らないにしても、薬剤業務なんかで支援をいただいた医療職の方は5万円。そして医療職じゃない方でも、清掃業務なんかでご支援をいただいた方については3万円。この金額についてはもうコロナ助け合い基金、これまで第3次の贈呈をしておりますから、もうそれで基準を作っています。その基準に当てはめて、金額と範囲というのを設定をさせていただきました。 贈呈対象者の内訳、先ほど350名と申しましたが、内訳ですが、医師が約70名、そして看護師の方が約200名、そして放射線の技師等の方が約20名、ほか医療職等の方が60名になります。令和2年の12月から運用を開始していますから、運用開始から令和3年の3月まで業務された方。基本的には3月末までの期間のセンターの運営ということを今考えています。もちろんこれは感染状況によってどうなるか分かりませんが、現時点では来年の3月末までこのセンターを運営していきたい、この一冬を越える、その中で運営をさせていただきたいというふうに思っています。申請、受け付け次第、順次贈呈をしていきますし、12月末から3月にかけて、それぞれ2週間で、自衛隊の方は2週間ですし、全国から派遣いただいてる方も2週間から1カ月以内の範囲なので、帰られることになると思います。その派遣終了時にお渡しをします。 参考までにですけども、これまでこの新型コロナウイルス助け合い基金で多くのご寄付もいただきました。この間、25億1568万円のご寄付からの贈呈をさせていただきました。贈呈者の総数は3万7013名になっています。これに今回、第4次の贈呈としまして重症センターで従事される方を、この助け合い基金の中から感謝の気持ちを込めた贈呈をさせていただきたいというふうに思います。次です。 3つのレスの改革ということで、これは今年に入ってすぐの段階でやりましたが、はんこレス、ペーパーレス、キャッシュレスという取り組みをしようということで、スマートシティ戦略に基づいて、この3つのレスというのを今進めているところです。はんこレスにつきましては押印義務の見直し指針を策定しまして、全庁で今、見直しを実施しました。申請書等における法令の制約のない、認め印の押印義務を今年度中に、基本的に全廃をしていきます。