大阪府・吉村知事が定例会見12月23日(全文2)ボーナスカットあってはならない
大阪府の吉村洋文知事は23日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が会見 年末年始の診療検査体制「一日約4千件から5千件を確保」(2020年12月23日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が会見 年末年始の診療検査体制「一日約4千件から5千件を確保」(2020年12月23日) ◇ ◇
大阪にとっても他人ごとではない
吉村:あともう1つ、やはり僕の中で懸念材料があるのは、やっぱりコロナの種類が大阪と東京で違うということはないでしょうから、今東京圏を見ますと、いったん高止まりになったものが、また右肩上がりで増えてきているという状況です。これは大阪にとっても他人ごとでは当然なくてですね。なぜなのっていうのが、ちょっと分析が分からないんですが、1つに考えるのはやっぱりこの冬の時季ですので、乾燥もし、低温になり、人の抵抗力も下がる中で、感染拡大の力、コロナの感染拡大の力がやっぱり強くなってきていると。感染拡大を抑える力より広がる力のほうが強くなっている。東京はそういう意味でバランスが、そちらの感染拡大が強いので、今増えてきているということだと思ってます。 なのでこれは大阪にとっても当然、人ごとではなくてですね。この冬の状況を考えたときに、いつ同じようにまた感染が拡大の波に乗るかは分からない状況だという意味で非常に警戒をしています。そういった状況なんかも踏まえて考えていきたいと思いますし、あとは尾身会長が全国での状況も分析をされてますので、そういったことも踏まえて25日の本部会議で判断をしたいというふうに思います。
この体制で年末年始は乗り切れるか
読売新聞:昨日の検査件数がだいたい3600件ということですけども、今日も年末年始の体制について発表されましたけども、4000~5000、だいたい総数で6000。この体制でなんとか年末年始は乗り切れるんじゃないかというような、知事としては、お考えででしょうか。 吉村:手薄になることは間違いないと思います。検査ができなくなるということにはならないだろうというふうに思っています。今で言うと検査能力が、だいたい1万件ぐらいの検査能力はある状況です。ただ、実際の検査としては毎日公表しているとおりの数の検査になっていると。年末年始ですから、やはり少しそこの検査能力は下がると思います。これはもう皆さんにもちゃんと言わなきゃいけないんですけど、年末年始は今より検査能力は下がります。その中でも確保した数を今日、公表させていただきました。総勢、全て入れれば約6000件の検査能力はなんとか確保できましたので、年末年始の検査体制は確保できたんじゃないかというふうに思っています。ただ、逼迫してないの? と言われれば、やっぱり逼迫してる状況であることは間違いないだろうというふうに思います。 読売新聞:あと入院受け入れ体制なんですけども、これも各医療機関が努力をされて、これだけの体制を確保してくださったということですけど、それについて知事としてあらためてお考えを。 吉村:本当にコロナの治療をしていただいている、入院を受け入れていただいている医療機関は、この間ずっとしんどい思いをして、それでも府民の命を守るということでやってきていただきました。年末年始ぐらいは休みたいと思われる医療従事者、看護師さん、お医者さん、そして周りのスタッフの方もいらっしゃると思います。そういった意味では本当にしんどい中、さらにしんどいお願いをしてご協力いただいているということに感謝をしたいと思います。 なので、われわれができることとしては、やはり感染を広げないこと、感染者を減らすっていうのが一番大きな医療の負担を減らすことになるので、そして、それは1人1人のちょっとした行動で可能になりますから、この年末、これからの年末にかけての行動というのは特にそういった意味でも気を付けていただきたい。年末年始休まず、これまでもずっと働いて、最前線で防護服を着ながら働いてきたりとか、また年末年始もやっていただけるんだということを頭に入れて、この年末の行動計画というのは考えていただきたいと思います。 司会:次のご質問をお願いします。