大阪府・吉村知事が定例会見12月23日(全文1)年末までは不要不急の外出自粛を
年末年始は医療が手薄に
ですので府民の皆さんにお願いしたいのは、やはり年末年始というのは、こうやって行政と医療機関協力がしながら、なんとかある程度の確保はしてますが手薄になります。これから年末にかけてコロナに感染される方が年末年始に入院されるということになります、潜伏期間を考えますと。重症の方もそういうことになります。 なので、今から年末年始までの間、特に忘年会とか、いろんな人が会う予定を持たれてる方いらっしゃると思います。特に年末ですので、年の終わりやということで、みんなで会ってちょっといろんなことをやろうよという企画があると思いますが、そこで感染した場合は年末年始に発病し、そして重症化もします。それを診ていただけるのは、やっぱりお医者さんが休まずに治療していただけるということです。ですので府民の皆さんにお願いしたいのは、特にこの年末年始の医療が手薄になる状況も踏まえて、今から年末までの間はできるだけ不要不急の外出の自粛をお願いしたいと思います。 検査について、じゃあどうしたらいいの? という話ですけども、まずは発熱した場合、年末年始、発熱した場合に、まずかかりつけのお医者さん、身近な医療機関に相談をしてください。で、その身近なかかりつけの医療機関が、やっぱり年末年始で閉まってるということもあるかと思います。そのときは保健所の新型コロナの相談センターにご連絡をください。
相談センターは年末年始24時間体制で運営
で、新型コロナの相談センターについては年末年始、24時間体制で運営をいたします。また、電話の本数も増強して相談体制を強化いたします。ここがそれぞれの保健所ごと、合計、電話番号で言うと10カ所ありますが、それぞれの皆さんのお住まいのエリアの保健所の新型コロナの相談センターの電話番号がこちらにありますので、こちらのほうにお電話をいただけたらというふうに思います。あとファクスとか、その番号は全てこの受診センター、ホームページに載せてますので、そちらをご覧ください。ですので、まずはかかりつけ医。で、かかりつけ医さんが閉まってるというときには保健所のほうに連絡をいただけたらと思います。 で、連絡を受けた保健所としましては、その圏域における医療機関で、どこが検査をやってるかというのはもう全て把握してますので、こちらのほうの検査場に行ってくださいとかいうことをお伝えしますので、そこで検査を受けていただくという形になるかというふうに思います。 それから年末年始ですけれども、この検査だけじゃなくて、やはり妊婦さん、妊産婦さんの心のケア、そしてそれ以外の皆さんの心のケアというのに、非常に医療体制も薄くなりますし、不安になる期間でもあるかというふうに思います。ですので、ここは関係機関のご協力も得まして、妊産婦向けの電話相談につきましては年末年始、29日から1月4日まで相談の受け付けをいたします。9時から17時まで、電話番号はこちらの番号です。 そして心のケア相談ということで、こちらも「新型コロナこころのフリーダイヤル」というのを開設いたしております。29日から1月3日まで心の相談をお受けいたしますので、もうどうしてもしんどい状況になったという方は、こちらのほうにご連絡をしていただいて、そして相談を受けていただけたらと思います。こちらのほうはSNSの相談も開設をいたします。 これ、繰り返しになりますが、年末年始の体制につきましては本当に多くの医療機関、医療従事者の皆さんのご協力を得て、なんとか体制を整えています。ただ、やはり手薄になるのは間違いありません。先ほども申しましたが、今から感染する人が年末年始に救急で運ばれたり、入院することになります。これは回避することができますので、今日以降、特に年末に向けて、不要不急の外出の自粛、今お願いしてますが、ぜひそれをお願いしたいと思いますし、感染症の基本的な対策、感染を防ぐ対策というのをぜひ取っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。