自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会(全文4)北朝鮮拉致問題にどう取り組むか
北朝鮮と話し合う土壌づくりが必要
河野:外務大臣時代、北朝鮮の外務大臣と何度か話をいたしました。しかし、北朝鮮という、極めて特異な政治体制の国であることを考えると、やはり首脳会談というのが必要になってくると思います。この首脳会談をしっかりと成立させるためには、やはり、アメリカ、中国、韓国、ロシア、こうした国々と、この北朝鮮の問題についてしっかりと意見交換をし、同じような方向性を向いて北朝鮮と話し合う、そういう土壌をつくっていく必要があると思います。これについてはしっかりやってまいりたいと思います。 牧島:岸田候補、お願いします。 岸田:私も拉致問題については外務大臣在任中、ストックホルム合意等の取り組みに努力をした経緯がありますが、結果として十分な結果を出すことができていない。このことについては大いに反省をしなければならないと思います。 そして経験からしまして、やはり最後はトップ会談に持ち込まなければいけないということなんだと思いますが、そこへのシナリオをどう考えていくのか。これはバイデン米国新政権における北朝鮮政策との連携も考えながら、しっかりシナリオを考えていく、これが大事だと思います。時間との闘いであるというご指摘、これは十分踏まえながら努力を続けるべきだと考えています。 吉川:次に女性局からの質問です。滋賀県連、坂口栄子女性局長、お願いいたします。 【書き起こし】自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会 全文5に続く