自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会(全文4)北朝鮮拉致問題にどう取り組むか
日本の農林水産物の輸入制限やめさせたい
高市:復興五輪ですね、コロナ禍でなかったら、もっともっと多くの方に被災地の姿、それは復興した姿でもあり、まだまだ課題が残る、お困りの方も多い姿を見ていただけたと思うんです。で、声を聞いていただけたと思うので、このことはとても残念に思っております。でも頑張ってまいりましょう。復興に向けた予算、これをしっかりと措置するということは毎年、毎年、私たちも頑張ってまいります。 それから、私、福島第一原子力発電所事故によって、風評被害がまだまだ残っている。特に東北だけじゃなくて北関東、南関東、東海、そしてまた信越に至るまで、日本の農林水産物の輸入を禁止したり、輸入制限をかけている国があるんです。これをなんとかやめさせるようにしっかりとした外交を行ってまいります。 牧島:続いて野田候補、お願いします。 野田:賛否両論ある中、パラリンピックを開会できたことで、コロナ禍、コロナウイルスに対して日本の努力、社会的なマナー、そしてワクチン接種等々の効果が出てきて、パラリンピック期間中に感染者数が下がってきたということで、いろいろと問題解決の一助にもなったということもありますし、無限の可能性を私たちは選手から見たと思います。 実はコロナ前には、女性局は、今、風評っていう話が出ましたけれども、復興の一番の敵は風化だといわれています。東日本のあの厳しさを忘れない、そして常にいつも同じ目線で考えるということで、女性局は毎年復興のお手伝いに上がっているはずです。明けたらまたみんなで行って、皆さんと共に分かち合いたい、そういう思いです。頑張りましょう。 吉川:女性局からの質問です。愛媛県連、伊藤優子女性局長、お願いいたします。
一斉休校への特別給付金、支援を用意することも大事
伊藤:コロナ過の経済状況悪化による短時間勤務や雇い止めにより、女性や子供、障害者など、社会的弱者にしわ寄せがいっています。また一斉休校等で母親が職を失うケースもあります。コロナ禍における雇用対策についてお聞かせください。 吉川:質問は雇用、経済についてです。それでは岸田候補、お願いいたします。 岸田:コロナ禍において苦しんでおられる方々、特に非正規ですとか、女性ですとか、子育て世代、一人親世代、こうした弱い立場の方が大きな苦しみを負っておられる。こういった方に焦点を当ててしっかりと給付金等支援を行わなければいけない。これは当然のことです。そして一斉休校等において仕事が思うように続けることができない。一斉休校に対しても特別の給付金、支援、これを新たに用意することも大事であると思っています。 そしてこういった支援と併せて、非正規、女性の方々、シフトが減ってしまった等、収入が減って困っておられる、そして一方で、巣ごもり需要で大きな収益を上げている、人を求めている、こういった分野もあります。この分野と職を求める方のマッチング、こういった仕掛けを国が支援することも大事だと思っています。 吉川:続いて高市候補、お願いいたします。 高市:コロナ禍でやはり多くの事業主体の経営状況が傷んでいるということが、さまざまな雇用が失われている、困窮者の方が増えている原因だと思っております。もう私ども、すでに官邸にも提言をしたんですけれども、コロナ前の令和元年度の課税所得と、そして令和2年度の課税所得の差額の8割を還付するような形で企業に入れたり、そしてまた、企業に対して、課税対象ではないという企業に対しては、もう一度しっかりと持続化給付金を入れたり、このようにしてしっかりと雇用を守っていく、これが何よりも今、大事だと思います。 今、残念ながら自宅待機という方も、必ずまた職場に戻ってこれる、そうするためにも、今、事業の主体を守り抜くためにかなり多額のお金を投入しても、これは将来の成長につながることだと考えておりますので、頑張ってまいります。 吉川:続いて野田候補、お願いいたします。