自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会(全文2)衆院比例73歳定年制は堅持するのか
自民党総裁選に立候補している河野太郎行革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4氏は20日午後、同党の青年局・女性局が主催する公開討論会に参加した。 【動画】4候補が党青年局・女性局の公開討論会(2021年9月20日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【自民党総裁選】4候補が党青年局・女性局の公開討論会(2021年9月20日)」に対応しております。 ◇ ◇
衆議院比例代表73歳定年制、比例枠の活用、若手登用について
吉川:ありがとうございました。全ての総裁候補から決意表明をいただいたところで、質疑応答に移ります。質疑応答は、初めに青年局、女性局の活動を基にした代表質問を4問行います。その後、全国の青年局、女性局、学生部のメンバーから広く募集した自由質問を、討論会終了の15時30分まで行います。なお、質問は30秒以内、回答は1分以内といたします。 牧島:それでは代表質問を行います。第1問を全国の青年局を代表し、青年局中央常任委員会議長、橋口海平熊本県連青年局長からお願いいたします。 橋口:自民党が国民政党として国民の負託に応え続けていくために、多様な人材の確保と登用、すなわち衆議院比例代表73歳定年制の堅持。比例名簿上位への多様な人材の登載。政権・党運営への中堅・若手議員の大胆な登用。以上3点が必要と考えます。候補者のお考えをお聞かせください。 牧島:質問は、衆議院比例代表73歳定年制、比例枠の活用、若手登用についてです。それでは河野候補、回答をお願いいたします。
73歳定年制は堅持していきたい
河野:衆議院の比例代表73歳定年制、これは堅持していきたいと思っております。また、政権や党運営への中堅、若手の大胆な登用、これはもう私自身主張してきたことでありますから、そこはしっかりやってまいりたいと思っております。 また、比例名簿の上位に、例えば小選挙区でなかなか選挙を戦いにくい方々。障害を持ってらっしゃったり、あるいは難病を抱えていらっしゃったり、そういう方を比例で登載をするということは十分にやるべきだと思っておりますし、ブロックごと、あるいは全国に広く薄く、そういう考え方があるけれども、なかなか小選挙区からは選ばれないというような課題を抱えている、課題を訴えている、そういう方を比例の名簿に登載をしていくというのは検討に値することだと思っております。 牧島:続いて岸田候補、お願いします。 岸田:はい。党改革に対する私の思いは先ほど決意表明の中でも申し上げたとおりですが、こうしてご質問の1問目の議題としても党改革を取り上げていただいたこと、大変うれしく思っています。そしてご質問があった、ご指摘があった3点、全てイエスであります。比例代表、73歳定年制、これは堅持いたします。比例の名簿における多様な人材の登載、これもしっかり進めてまいります。そして若手、そして女性の皆さんの登用のために、自民党の役員の任期を制限するなど、風通しのいい人事の体制をしっかりつくっていきます。ぜひ、これらをしっかり進めていきたいと考えています。以上です。 牧島:続いて高市候補、お願いします。