大阪府・吉村知事が定例会見4月6日(全文3)大規模医療・療養センター存続判断は4月下旬に
介護人材のサポート策は
産経新聞:実際、当然、介護人材ってすごいエッセンシャルワーカーで、ただでさえ大変なお仕事だと思うんですけど、そういった中でこういう検査を、頻度を高く受けて、もしかしたら自分がそれで仕事休む羽目になるかもしれないみたいな、ちょっとそういう意味では結構、介護人材でやってらっしゃる方にとって大変な部分もあるかなと思うんですが、そういったところをサポートする上でどういったことを考えてらっしゃるかなと。 吉村:これはおっしゃるとおり鼻咽頭ぬぐいで、自己採取方式でやりますから、できるだけ簡便な方式での検査ということで進めています。で、すぐ結果が分かるような。できるだけ簡便に負担を少なくやろうという検査方式、検査キットを活用していきます。ただ、そうはいっても、おっしゃるとおり出社して、そしてまずこの検査をして、陰性と確認してから仕事をするということになりますから、その分は少し負担にもなりますし、そこで陽性と出れば、もともとその人が働くという前提でシフトを組んでおられると思うんですけれども、じゃあシフトをどうするのかというようなことも出てくるとは思いますが、ただ、この第6波において高齢者施設でクラスターが多く発生した、入院要請もほとんど高齢者施設の方が多かったということも考えれば、やはり高齢者施設で広がるっていうのをいかに防ぐかのほうが、僕は事業所にとっても大切なことだと思うので、少しここは検査のキットの、複雑な検査ではないんですけれども、ぜひそこをお願いをしたいというふうに思っています。 司会:いいですか。あと質問を予定されてる方は手をあげていただけますでしょうか。 男性:はい、3社ですね。 司会:そしたら、どうぞ。
この事業が終わるタイミングはあるのか
日本経済新聞:日経新聞の三宅と申します。フリップの8番についてお伺いしたいんですが、こちらの事業、当面の間となっていますが、例えばコロナが5類になるなど、知事の中に何かイメージしてるような、この事業が終わるようなタイミングっていうのはあったりしますか。 吉村:これ、初めての試みにもなりますので、ちょっといつまでできるかというのもありますけれども、当面の間は継続をしたいと思っています。ある程度このリスクが低減されたと判断された段階では、もうこれは、やっぱり事業所にも負担になるのも分かってますから、やらないということにはなると思いますが、やはり当面の間は続けていきたい。これもかなり予算が掛かる事業にはなるんですけれども、当面の間なんとか予算の確保をして進めていきたいと思っています。 もちろん5類になるとか飲み薬ができるとか、いろんな状況変化があれば僕も考えたいと思いますし、そこで考えるときが出てくるかもしれませんし、そうじゃない場面で、やはりこれはちょっと走りながらの制度でもありますから、どうするかっていうのは、ここはいったん終了しようという判断をする可能性はあり得ますが、今の段階ではもうできるだけ、やはりBA.2もあると、また再拡大の可能性も高いと。そのような変異株はおそらく世界ではまだ認められてないと思うんですけども、BA.2は感染力が強い変異株として世界で認められて、今、日本で置き換わりが進んでいますので、どこまで広がるか分かりませんがやはり非常に警戒したい。警戒の時期としては、僕自身はBA.2を非常に警戒していますので当面の間は実施をしたいというふうに思っています。新たな変異株が入ってこなければ急激な波が起きる可能性は、今までではあまりなかったので、変異株の存在等も含めながら判断をしたいと思ってます。 日本経済新聞:ありがとうございます。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月6日 全文4に続く