大阪府・吉村知事が定例会見4月6日(全文3)大規模医療・療養センター存続判断は4月下旬に
潜伏期間やさまざまな実際上の運営のことも考えて
3日に1回ですので非常に頻回検査になります。潜伏期間やさまざまな実際上の運営のことも考えて3日に1回ということにしてます。特に職員が3日間離れたら、そこで感染してる可能性もありますから、そこで3日に1回は受けてもらうという仕組みになります。検査キットそのものをどんだけ確保できるのかということも考えた上で、当然これは事業として構築をしています。お尋ねのとおり感染が急拡大したとき検査キットが不足するということになりました。ただ、今、検査キットは非常に量産もされてますので、感染拡大期でもなんとか対応できるだろうということで、この方針を打ち出しました。 これ、もっと保育所とか、そっち側にもいろいろ活用すべきじゃないかという内部の議論もあるし、これからの意見も出てくると思うんですけど、今現在でいくと、やっぱりこの仕組み、検査、3日に1回という頻回検査をするということと、この運用のスキーム等も考えて、まずやっぱりリスクが非常に高いところ、保育所もやっぱり広がりやすいんですけども、お亡くなるになるという、重症化リスクという意味では圧倒的にリスクが高いのは高齢者施設でありまして、障害者施設もそうなっています。 ですので、障害者施設は対策が難しいということになります。障害者施設の場合は若い方もいらっしゃいますので、実はコロナのリスクという意味では高齢者施設のほうが圧倒的に高いんですけれども、ただ対策が難しいという点から、そこに持ち込ませないようにするという趣旨で入れています。リスクが高いのは、より高いのは高齢者施設だと思っています。3日に1回はするということで、なんとか確保できるめどが立ったのでこれをするし、実際に潜伏期間等も含めて、無症状の方にする検査ですから、なんとか3日に1回、非常に頻回になりますけれども、これを実施したいと思います。
感染拡大期にもできるだけ続けられるように
私自身は市中でやる無症状大量検査も、これも続けてやるんですけれども、市中でやる大量の検査にどれほどの、なんて言うのか、意味というか、そこが、これだけいつどこで誰が感染してもおかしくないような状態のときに、無症状の方に市中でやるというのが、これは陽性者のキャッチにはつながるので意味はあると思うんですけれども、より重要なのは、やっぱりどうしても無症状の人に検査するんだったら、無症状の高齢者施設のお仕事される方に無症状検査をしたほうが僕はいいという判断をいたしましたので、薬局の検査も当然やるんですけれども、こちらに軸足を置いて中心的にこれをやっていきたい、そう思っています。感染拡大期にもできるだけ続けられるように、これはもうチャレンジングな制度でもありますので、できるだけ確保して、当然予算も必要になりますけど、予算も確保しましたので、これをやっていくということになります。 これをやると、どういうことが起きるかというと、それぞれの施設で陽性の方が出たときに、それはもう無症状だけど、そこではいったん働けないということになりますから、場合によっては、ウイルスの持ち込み、防ぎ込みには成功したしても、職員が急遽働けなくなったりするということもありますので、そこの人員の後押しまではちょっと大阪府ではなかなかできないので、ここのやりくりというのを考えなきゃいけないことにはなるとは思うんですけども、実際ウイルスがどんどん持ち込まれて大きく広がっていくことのリスクよりは、早い段階で持ち込みを防ぐリスク、従業員の方が陽性と分かってもそちらのほうがリスクは低いと思うので、ぜひ事業者の皆さんはそういった現実の運営上、陽性と分かったときのことは考えられるとは思いますけども、ぜひ協力をお願いしたい。これに参加をお願いしたいと思っています。 この検査そのものは強制できるものではありませんので、われわれとしてもこれから3600施設のどのぐらいの施設がこれに参加していただけるのか、呼び掛けもしながら施設数のチェックもしていきたいというふうに思っています。