重症説流れた久保建英がマジョルカ公式動画で激白「すべて(リハビリ)が予定通りに進んでいる。予想よりいい」
ただ、マジョルカは今月20、26日の2度にわたって、松葉杖を取った久保がリハビリに励む動画を公式YouTubeチャンネルで公開。一部メディアで報じられた手術を否定し、その上で「リハビリの第2段階をスタートさせた」とコメントした。 そして前出のインスタグラム以来となる自身の近況を、文字ではなく動画越しに言葉で伝えた久保は、「けがが少しマイナスになっている」と偽らざる胸中を明かした。 「だって、それまではいいプレーをしていたし、快適なシーズンを送っていたからね。なので、けがから復帰したらチームの助けになるようにやっていきたい」 日本代表の森保一監督は2-1でオーストラリア代表に勝利した翌日の13日に、横内昭展コーチと下田崇ゴールキーパーコーチをヨーロッパへ派遣。離脱中の久保、そしてMF堂安律(23・PSVアイントホーフェン)らの回復具合を直接確認させている。 カタールワールドカップ出場をかけたアジア最終予選で2勝2敗と出遅れた日本は、来たる11月にベトナム、オマーン両代表とともにアウェイで対戦する。もう負けが許されない崖っぷちに立たされている指揮官は、久保と堂安を「戦力として考えたい選手」と位置づけながらも、ヨーロッパからの報告を踏まえた上でこう言及している。 「けがを再発させることは、選手のキャリアにとって一番よくない。焦って判断を間違えることのないように、気をつけていかなければいけない」 11月シリーズも引き続き招集外となるのが確実な状況で、気になるのは久保の復帰時期となる。ガルシア監督が当初言及した最短期間となる1ヵ月をすでに経過しているなかで、万全の状態で戻る意欲にあふれているのか、と問われた久保は再び相槌を打ち、さらに現状に対してポジティブな要素に満ちた言葉を返している。 「現状ですべては予定通りに進んでいる。予想よりいい状態と言えるかもしれない。理学療法士やドクターが僕をしっかりサポートしてくれていて、一歩ずつ進んでいる」