「不当だという酷評も」大谷翔平、3度目の満票MVPには批判の声が!? 米メディア「オオタニの場合は…」
米大リーグ機構(MLB)が21日(日本時間22日)、2024シーズンにおける両リーグのMVPを発表した。ナ・リーグでは、ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手が満票で3度目のMVPを受賞している。ただ、米メディア『ドジャース・ウェイ』は、結果に納得しない意見が出てくる可能性があると予想した上で全て雑音に過ぎないと報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季終盤に右肘の靱帯を損傷し手術を行なったことで、今季は投手として登板することが出来なかった。それでも打者に専念することで、史上初の50-50を達成するなど過去最高の打撃成績を残している。早い段階からMVPの最有力候補に挙げられていたが、守備をしないことにより、MVPに相応しくないとの意見もあった。そんな中、投票した30人全員が大谷を1位に指名し、満票で3度目のMVPを獲得している。 シーズン中は、大谷よりもフランシスコ・リンドーア内野手(ニューヨーク・メッツ)をMVPに推す声があった。それを踏まえ、同メディアは「BBWAAが間違っていたとか、大谷の受賞は不当だという酷評がいくつも出てくるだろうが、それはすべて雑音に過ぎない。過去に指名打者(DH)としてMVP獲得に近づいたのはデビッド・オルティスだけだが、今回の大谷の場合は違う。今季は彼の実力の半分しか見られなかったからだ。来年はまったく別の話だ」との見解を示している。
ベースボールチャンネル編集部