重症説流れた久保建英がマジョルカ公式動画で激白「すべて(リハビリ)が予定通りに進んでいる。予想よりいい」
「僕から言わせてもらうと、悪いプレーで引き分けるか勝つかするよりも(いいプレーをして)負けるか引き分ける方がいい。チームはとてもいいプレーをしていて、唯一欠けているのが結果。大事なのは結果だとファンは思うかもしれないけど、大事なのはチームがどうプレーをしているのか。最終的にそれがチームにポイントをもたらす。チームはとてもいいプレーをしているので、勝ち点は後からついてくると思っている」 2シーズンぶりに復帰したマジョルカで、トップ下のファーストチョイスとして定着。順調にプレー時間を積み重ねていた久保を突然のアクシデントが襲ったのは、保有権を持つレアル・マドリードに挑んだ、9月22日の第6節の前半27分すぎだった。 敵地サンティアゴ・ベルナベウのピッチに初めて立った久保は、フランス代表FWカリム・ベンゼマと激しい競り合いを演じた直後から右ひざを気にし始めた。 軸足に覚えた違和感が、時間の経過とともに看過できない痛みへ変わったのだろう。ハーフタイムに久保が自ら交代を訴えてきたと、試合後の記者会見で明かしたマジョルカのルイス・ガルシア監督は、けがの原因についてこう説明している。 「急にストップした際に、悪い角度でひざに負荷がかかったようだ」 松葉杖姿で移動する写真をスペインメディアで報じられた久保も、すぐに自身のインスタグラム(@takefusa.kubo)を更新。マジョルカのトレーニングウエア姿でスタジアム内を歩く、モノクロの写真とともにこんな言葉を綴っている。 「昨日の試合中のワンプレーで膝を怪我してしまい、少しの間チームを離れることになってしまいました。とても重要な時期にチームと代表の力になれないことはとても悔しいですが、今度はピッチ外から応援をしたいと思います。そして1日でも早く復帰をしてチームの力になれる様に今自分にできることを頑張ります」(原文ママ) 久保の言う「少しの間」が、具体的にどれくらいなのかは明らかにされていない。負傷直後に「1ヵ月か、それ以上だろう」と離脱期間に言及したガルシア監督も、最近になって「1ヵ月なのか1ヵ月半なのか、2ヵ月なのか」と見通しを変えている。