重症説流れた久保建英がマジョルカ公式動画で激白「すべて(リハビリ)が予定通りに進んでいる。予想よりいい」
右ひざを痛めて戦列を離れている、日本代表MF久保建英(20)のインタビュー動画が28日、所属するマジョルカの公式YouTubeチャンネルで公開された。 日本語で「タケ・クボのインタビュー」と題された3分あまりの動画のなかで、久保はリハビリの進ちょく具合について、流暢なスペイン語で「現状ですべては予定通りに進んでいる」と言及。 チームドクターや理学療法士に感謝しながら、心配するファン・サポーターへ「予想よりいい状態と言えるかもしれない」と朗報を届けた。 久保は9月22日のレアル・マドリード戦で右ひざを痛め、自ら申し出る形でハーフタイムに途中交代。以後の5試合を欠場中で、日本代表が臨んだ今月のアジア最終予選も招集外となった。一時は松葉杖が手放せず、半月板損傷の重症で手術を受けたとスペインの一部メディアで報じられたなかで、順調な回復ぶりを自らの言葉で伝えた。
「見るよりプレーする方がいい」
ほとんど見せたことのないカジュアルな私服姿で画面に登場した久保は、負傷離脱中の心境を問うインタビュアーに対してヘッドセットマイク越しに、流暢なスペイン語で「けがをしているときは難しいもの」と抱いている思いを言葉に変換し始めた。 「それに僕にとっては幼いころにサッカーを始めてから、これが最初のけがになるからなおさらだけど、マジョルカのみんなが僕に親切にしてくれて、チームの試合を見るのを楽しんでいる。チームは2試合アウェイで戦っていて、テレビで見なければならなかったけど、やっとソン・モイシュでまたチームを見て楽しむことができる」 インタビューが収録されたのは、ホームのエスタディ・デ・ソン・モイシュでセビージャと1-1で引き分けた、現地時間27日のラ・リーガ第11節前と見られる。 それまでのマジョルカはアウェイでの連戦で、ソシエダに0-1で敗れ、バレンシアには2-2で引き分けていた。失点はすべて試合終了間際に喫したもので、特にバレンシア戦では後半アディショナルタイムに立て続けに2ゴールを奪われていた。 「実際のところ、見るよりプレーする方がいい。それははっきりしている。いまはよりファンの気持ちがわかる。彼らがどう試合を見ているのか、がね。僕はいま一人のファンとして試合を見ている。だけど、チームが悪い流れだと僕も苦しい」 テレビ観戦だとナーバスになるのか、という問いに「Si(そう)」と相槌を打った久保は、自身が先発に名を連ねない5試合で調子が上向かないマジョルカにこう言及した。