大阪市・松井市長が定例会見4月15日(全文3完)少しましだと思われてるだけ
よりましな形で開催してあげたい
松井:開催をするって決めるのはIOCと、主催、招致した東京都なわけでしょ。だからそこが開催すると決めた限りは、よりましな形でやっぱり開催してあげたいというのは僕の思いです。参加する方もいらっしゃるわけだから。アスリートの皆さんは。だから、よりましな大会にするためには、去年の時点でワクチン、僕はなんで2024年って言ってたのは、当時からそういう研究者、医療従事者の皆さんからも、例えば大阪でも府市一体で大阪でやっぱりワクチンをつくろうということで去年から取り組んできたけど、やっぱり2年、3年掛かるというのが、そういう専門家の皆さんの話でしたから。 だから去年の時点で2年、3年掛かると。でも結果、アメリカで早くにできたわけですけどね。でもそれが世界中にワクチンが広がるという時間を考えると、1年じゃしんどいのかなというふうには去年から思ってました。ただここまでこの変異をしながら強烈なウイルスになってくるというのも、なかなか予想もできなかったのも事実です。
改憲論議が進まない状況をどう考える?
産経新聞:産経新聞の矢田です。週末にまた党大会が控えているかと思うんですけれども、今の政党としての維新を振り返ると、宝塚市長選は惜敗して、兵庫県知事選も結果的に自民党と。自民党の一部の方々と、斎藤さんを支援するという形になりましたけども、なかなか政党としての維新の存在感というのは示せていないような状況があるのかなと思うんですけど、こうした状況についてはどういうふうにお考えでしょうか。 松井:それはやっぱり大阪以外は結果をつくっていないんで。住民の皆さんが直接、生活が少し、サービスを拡充できたとか、そもそもそういうことがないんで、それはやっぱり与党の中、与党にいらっしゃる人の権限の中で目に見える形でさまざまなサービスをできるのとは、大阪以外のエリアは違うと思います。 ただ、今、こども庁の話とかも出てますけど、民主党の子供についての施策というのは、ちょっととにかくお金のばらまきっていうのはあったけど、今回の自民党が議論してるこども庁っていうのはもうわれわれが、例えば縦割りの弊害をなくすなんていうのは、これまでもずっと言い続けてきたことなんで、野党として、確実に目に見えないけども政権、政府に対しては、いろんな提案・提言をしながら、その形をつくってるのはもちろん政府です、向こうがやるわけだから。でも野党として、国民の生活が少しでも豊かになるための提案っていうのはこの間、やってきたことに対して、与党側というか政府側が上手に採用してくれてるなとは思います。それでいいんですよ、良くなるんなら。 産経新聞:統治機構改革の1つに掲げている憲法改正というのが維新としてはあるかと思うんですけれど、全然それが国会では進んでいないという状況がありまして、これについてはどういうふうにお考えでしょうか。 松井:これはもう自民党が、意気地ないと思います。立憲、共産はもう読んでますよ。とにかく憲法審査会を開かせなければ、要は国民投票にいくこともないわけだから。でももう圧倒的な過半数を自民党は持ってるんだから、やっぱり委員長の職権で開いて、国民投票法ぐらいはすぐに成立させるべきやと思います。あれは上手に役割分担しながら、自民党の一部と立憲、共産党で演技をしながら、とにかく議論が進まないようにしてるとしか僕には見えませんね。