大阪・松井市長「必要な場合以外での不要不急の外出自粛を」
大阪市の松井一郎市長は15日午後、大阪市役所で定例記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染急拡大の状況を受け、市民に向け改めて不要不急の外出、移動の自粛を呼びかけた。 【中継録画】大阪・松井市長「医療で隣県との広域連携は検討しているが、簡単ではない」(2021年4月15日)
不要不急の外出、移動の自粛を昼夜問わずお願いします
松井市長は会見冒頭で、昨夜行われた大阪府新型コロナウイルス対策本部会議で飲食時の感染対策やワクチン接種の推進、医療供給体制の確保を進めていることを説明した。 現在、医療提供体制が危機的な状況であることから、松井市長は「医療機関への通院、生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、野外での運動や散歩など、生活や健康維持のために必要な場合以外での不要不急の外出、移動の自粛を昼夜問わずお願いします」と市民に対して呼びかけた。
5月16日まで実施予定の修学旅行や校外学習活動については延期または中止に
また、学校運営については、感染拡大に不安を感じて登校できない児童については、昨年度に整備した一人一台の端末を活用し、授業の様子を家庭に配信するなどし「学びの保障をしていく」と話した。 5月16日まで実施予定の修学旅行や校外学習活動については延期または中止とするとした。 松井市長は「感染が拡大し、ご不便をおかけする事態となっていますが、引き続き3密(密閉・密集・密接)を徹底的に避けるとともに、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの基本的な感染対策の徹底をお願いします」と市民に呼びかけた。