大阪市・松井市長が定例会見4月15日(全文3完)少しましだと思われてるだけ
党大会で発信したいメッセージは
毎日新聞:毎日新聞の田畠です。17日の党大会の件なんですけれども、この感じで衆院選が迫ってくる中でもあると思うんですけれども、代表としてはどのようなメッセージを発信されていくかっていうところについて、まずお願いします。 松井:とにかくわれわれは納税者が納得する税金の使い方と持続可能な日本をつくると。これから日本の形はもう変わっていくことは、全ての人が分かってるわけなんで。人口減少、超高齢化社会に突入する中で、国家として国民をしっかりと支えられる、そういう制度、そういう国家をつくっていこうということは、これまで言い続けてきてることです。 これを、具体的な政策というのは維新八策というのを毎年選挙のたびにバージョンアップして出してますから、それを実現するための集団だということを再確認というか、総選挙に向けて打ち出していきたいと思います。 毎日新聞:すいません、あとこれまで国政選挙でも都構想の実現ということを訴えてこられたところもあるかなと思うんですけれども、次期の衆院選ではほかの主要政党と差別化するためにどんな公約を柱にしてやりたいかってところら辺をちょっともし今、あればお願いします。 松井:具体的にはやっぱり今言ったけど、納税者が納得する税金の使い方ということで、格差解消ということで、これまでも選挙でずっと言い続けてきた給付付き税額控除、ベーシックインカムというものも、これもしっかりと国民の皆さんに提案していきたいと思います。 テレビ大阪:ほかにご質問、ございますでしょうか。
コロナの状況が政党の支持に比例するのでは
産経新聞:たびたびすいません、産経新聞の矢田です。大阪では知事と市長が維新のツートップとして大阪の行政を担っているわけなんですけれども、なかなかコロナの状況というのが、この政党の支持も、比例するところもあるのかなというふうには見てしまうところもあるんですが、そういったところはどういうふうにお考えでしょうか。 松井:行政を動かすのに百点満点はないと、これはいつも僕が言い続けてるんですけど、結局よりましな政策、よりましな人を選んでもらうしかないと思っています。だからもう国民の皆さん、納税者、有権者が百点満点なんていうのは日本ではあり得ないわけだから。だから自分たちが納税したお金を誰に託して、政策として実行するのがよりましかというところの判断だけなんで、大阪ではだからわれわれも積極的支持じゃなくて、よりましだと思われているっていうのを僕はこれまでずっと思ってきたんですね。大阪維新の会が、府議会で過半数をいただこうが、僕が知事をやろうが市長をやろうが、それ以外の相乗りで、抽象的な、大阪を元気にしましょうとか、教育の環境を整えましょうとか、大阪の明るい未来をつくりましょうとかね。 そういう抽象的なことを言う政党、政治家よりも、われわれは具体的に大阪の二重行政は制度でこういうふうに変える。それから子育て支援については、教育費無償化とか、具体的に私学の高校無償化とか、こういう分かりやすく言ったこと、それが言ってきた、それを公約として掲げて、で、それができる権限、ポジションに就けば、任期内にそれを実現するという政治家として当たり前のことをやってきただけで、そのことが少しましだと思われてるだけだと思います。だから、国政選挙においても自民党の足らざるを、自民党をぴりっとさせるための勢力として、やっぱり野党の中でここがましだなと思われる、そういうことで選挙に挑みたいと思います。 テレビ大阪:ほかにありますでしょうか。ないようでしたら、終了いたします。ありがとうございます。 松井:はい。 (完)【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見4月15日