「出産無償化を目指すべき」大阪・吉村知事会見6月23日(全文3完)
ひろゆきさんとの対談の狙いは若年層か
毎日新聞:すみません。毎日新聞の隈元です。先日、日本維新の会のYouTubeのほうでインフルエンサーのひろゆきさんと対談のほうをされてたと思います。あの動画での狙いとしている層とかはなんか若年層なのかなというふうに僕は勝手に思ったりとかしたんですけども、吉村さんはどのように考えられていますでしょうか。 吉村:これも本部で企画してやってくださいっていう話でやっているので、ちょっとなかなか、僕自身の企画ではないですから、この趣旨自体は本部に聞いてもらったほうが正確だとは思いますけれども、ただ、僕自身がやっぱりひろゆきさんと話をしていく中では、ひろゆきさんも次の社会の在り方というのに非常に強い意識を持っている方だと思っていますので、そういった方とやはり議論を深めたいというふうには思っています。ですので広くいろんな方にぜひ見ていただきたいなと思いますし、とりわけ現役世代の方にはぜひ見ていただきたいというふうに思っています。 毎日新聞:あの動画っていうのは党本部で作られたという形なんですかね。広告目的というわけではない? 選挙に当たっての? 吉村:あの動画を作成するということで、ひろゆきさんと僕の対談をするというので、僕自身が参加してるというので、詳しいことまではちょっと分かんないです。 毎日新聞:分かりました。ありがとうございます。以上です。 毎日放送:では、次お願いいたします。
金融政策はどうあるべきか
産経新聞:すみません。産経新聞の尾崎です。そのひろゆきさんの動画の部分にも若干関わると思うんですけど、その中で金融政策の話とかが出てたのでちょっとその辺を伺いたいのですが。今回の参院選で、実際、物価高騰対策っていう中で、当然、財政政策をやっていこうと各野党が言う中で、野党の中でも、例えば立憲民主の泉さんだったら、金融政策に関して金利を上げていくみたいな話をされて、一方で玉木さんなんかは、金利を上げたら景気が悪くなるから、それはせずに財政出動をしてGDPのデフレギャップを埋めていきますよっていう話をします。この辺り、維新のスタンスとしてはどういう形なのかって伺えますでしょうか。 吉村:維新のスタンスとしても当面はやっぱり金融政策緩和。これはもうせざるを得ないだろうというのが状況です。ただ、それはずっとっていうのは難しいだろうというのが基本的なスタンスです。 産経新聞:そういう意味だと、ちょっとこれ、詰めて言うとあれなんですけど、日銀の黒田総裁自身、来年の1月が確か任期だと思うんですけれども、ずっとは難しいっていうのは、その任期をもってなのか、それとも当面はというところで、黒田総裁が任期関係なく、そういう金融政策そのものがまだ現状はずっといって、緩和していかないといけないという考えなのか、その辺りどうでしょうか。 吉村:これ、黒田総裁が、任期が、代わって、ものすごく方針が変わるって、それはそれでまたちょっと違った、それ違うんじゃないの? って、やっぱりそういうことにもなりますね。黒田総裁の任期に合わせて金融政策が変わるというのも。これ、金融政策っていうのはそのとき必要な、国家として必要な金融政策を、最も必要なことをやるということになると思っています。その金融緩和についても、現時点ではやはりこの緩和を続ける必要があるとは思ってますけれども、それをずっと続けるのはやっぱり持たないとは思いますから、そこについての判断っていうのは世界の経済情勢等も含めながら判断をしていかなければならない分野だろうというふうには思っています。ただ、ずっと継続っていうのはなかなか、やはり持たないだろうというふうには思ってます。その辺りも確か、ひろゆきさんと僕、対談してやったところですけどね。出口戦略ですよね、金融政策の。