「出産無償化を目指すべき」大阪・吉村知事会見6月23日(全文3完)
出産一時金が増えれば払う額も増える
もちろん上がったほうが今よりはええわけですけども、でもその先、そっちが上がればこっちも上がるっていうのがもう見えてますので、であるならばもっと安心して、同じお金を使うのであればね。上げる分の財源があるのであれば、その上げる分の財源っていうのは保険適用して、いったん固定して、そして残りのバウチャーのようなところに使ったほうが妊婦さんにとっていいだろうと。実質無償の出産ができて、そして人によっては少し豪華なところで出産しても手出しがないようになる。あるいは、いや、そういうところじゃなくて、自分は生まれたあとのミルクとかおむつに、そっち側のほうのお金が掛かるから、そっちに回したいんだという方はそっちの判断ができる、そういったバウチャーを発行したほうが、同じ財源を使うんだったらいいでしょうというのが、われわれの考え方です。なので、少し違うと思います。 でも、これも、われわれも、出産の無償化というのが出てきたあとに出てきた政策なので、そういった意味では、切磋琢磨っていうことでは、いい方向だろうと僕は思うんです。今よりも良くなるっちゅう意味では。良くなるっちゅうか、一時金のところが上がるっていうのは、僕は全然否定的には思ってないんだけど、それって結局、僕が最初に言ったことになるから、やっぱり出産の無償化っていう方向を政策としては目指すべきじゃないかと思っています。
地元・大阪選挙区の目標と位置付けは
産経新聞:ありがとうございます。政策は幾つか伺ったんですけど、選挙区の部分で、当然、京都とか、複数、東京も含めて重点選挙区があるんですが、一方で地元の大阪が、前回はワンツーフィニッシュという形になったんですが、前々回の参院選は、まさに現在の候補者ですね。自民党候補がトップ当選でという形で、なかなかワンツーというわけにはいかなかったんですが、地元・大阪の選挙区の目標とか、あと位置付けっていうのをまた伺えますでしょうか。 吉村:やはり地元・大阪の選挙区も非常に厳しいです。4人の選挙区で2人出てますから非常に厳しい。だから今日も僕は公務が終わってから大阪で応援に入るという予定にしています。また、大阪の地方議員のメンバー、大阪維新の会のメンバーがしっかりこの参議院の候補者を支えて応援するということ、地に足をつけた活動をするということを今、一生懸命やってるところです。自民党は非常に強いですから厳しい選挙になるというふうには思ってますけれども、そういった中で浅田さん、高木さんの当選を果たすということを目指していきたいと思います。 順位というのは、別に僕はあまり考えないんですけれども、とにかく当選を果たすと。本人たちの思いがあると思いますから、そこはもう本人に聞いてもらったほうがいいと思う。大阪維新の会としては、必ずこの2人をなんとか当選させると。厳しい選挙だと思いますが。4人中2人の選挙区ですけど。大阪維新の会がしっかり活動して、あと当然、候補者の2人が府民の皆さんにしっかりと訴えをして、そして認められるように活動していきたい。そう思います。 産経新聞:ありがとうございます。 毎日放送:ほかに質問ある方はいらっしゃいますでしょうか。では、なければ終了いたします。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪・吉村知事会見6月23日