イクボス宣言「知事としても行いたい」大阪・吉村知事会見6月15日(全文2)
大阪府の吉村洋文知事は15日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2022年6月15日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2022年6月15日) ◇ ◇
ベビーファースト運動に大阪府も参画
吉村:次ですけど、ベビーファースト運動に大阪府も参画をいたします。このベビーファースト運動というのは子育て世帯が子供を生み、育てたくなる社会を目指そうというものです。このベビーファースト運動自体は全国の知事会と、それから青年会議所、全国青年会議所が連携をして、全国に広めていきましょうよという啓発運動になります。その趣旨に大阪府も賛同いたします。これが大阪府、大阪府におけるこれが活動宣言になります。ベビーファースト運動に参加する私たちの活動宣言ということで、子供を産み育てやすいまち大阪。子供を産み育てやすいまち大阪というのを標語にしながら、このベビーファースト運動に参加したいと思います。 ここに同じ標語が出てますけれども、社会全体での機運の醸成をしていくということがこのベビーファースト運動の一番大きな趣旨になりますので、子供を産み育てやすい、そういった社会を目指すと。そして子供が成長できる社会、そして事業主として子育てに優しく、全ての職員が仕事と家庭を大切にできる職場づくりを進めますという、この3つのアクションを、啓蒙活動として広めていくということになります。
子育てしやすい職場環境を目指す
本日、大阪府としてベビーファースト運動に参加をいたします。これを機に、同時にイクボス宣言についても行います。これは僕は大阪市長時代には市長としてやったものでもありますが、大阪府知事としても行いたいと思います。子育てしやすい職場環境を目指すということです。ここの2のとこにもありますけども、例えば育児休暇、育児休業であったり、育休、育児参加休暇等、そういった育休なんかも取得しやすい環境、職場環境というのをつくって自分たちのこのワーク・ライフ・バランスも高めていくというようなことを実践していきたいと思います。 大阪府の職場においても、この育休の取得、休暇の取得、これを推進していきます。これについては、とりわけ、知事として宣言するわけです。やはりそれぞれの職場の雰囲気であったりとか、職場の空気っていうのも非常に大切だと思います。知事自身がこの宣言をすることで、それぞれの部局、それぞれの課、それぞれの職場において、上司が配慮をすると、そういう職場空間をつくるということを大阪府庁全体の、これは方針といたします。ですので、どうしても職員からして、なかなか上司が、いやいや、そんな育休なんて取るの、みたいな空気があると取りにくいというのもあるのが実態ですけども、その空気をなくしていくと、ここについては、このイクボス宣言をいたしますので、大阪府の管理職、職員については働き方改革の一環でもあります。そして、この育休、育児参加休暇が取りやすくなるような空気づくりに管理職については努めてもらいたいというふうに思います。以上ですかね。私からは以上です。 司会:それでは府政、公務に関する質問をお受けいたします。質問される方は挙手の上、社名とお名前をお願いいたします。それでは幹事社、MBSさんからお願いします。