大阪市・松井市長が定例会見2月26日(全文2)病床協力金は接種効果が確認できるまで維持
大阪市の松井一郎市長は26日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「宣言解除後も感染対策は継続。お花見、歓送迎会に注意を」大阪市・松井市長(2021年2月26日)」に対応しております。 【動画】「宣言解除後も感染対策は継続。お花見、歓送迎会に注意を」大阪市・松井市長(2021年2月26日) ◇ ◇
時短要請エリアについての考えを教えて
朝日放送テレビ:ABCテレビの辻村です。先ほどの時短要請に関してなんですけれども、今日の府の対策本部会議で具体的なエリアが決定するかと思うんですが、知事の囲みの中で、大阪市内全域という話が出ていました。もともとキタとミナミの繁華街に絞るという案もあったかと思うんですけれども、仮に今回、市内全域と決まった場合に、事前に知事からどういう相談があったのかというのと、このエリアの違いといいますか、なぜ市内全域という判断になったのかっていうのを、市長のお考えとしてお伺いします。 松井:だから何度も言うように、今の2桁、これを維持するためにはそろりそろりと、コロナ、緊急事態宣言後の社会活動を動かすというのは、もうそろりそろりとやっていかなければなりません、じわじわと。そのそろりそろりというと、府域全体で時短要請をしていたのが、市内でもキタとミナミだけに絞ると、ちょっとそろりというよりも、一挙に外れるエリアがどんどん増えるわけですから。やっぱり大阪府域の中心部である、まずやっぱり人が集まってくるエリア、要は昼間人口がそれだけ多いエリア、そのエリアについては少しやはり時短要請のエリアとして残していくと。ただし時間については1時間延長しようということになっています。
病床協力金はいつまで継続するのか
これからやっぱり1時間、1時間、そういう形で延長も考えながらやっていくというのが必要なのかなと思いますけどね。コロナの対策については日々、知事とはやりとりをしていますから。まず段階を、急激な階段にしないで、やはり緩やかな階段にしていこうということで、府域全体から市域という形で。今度、市域である一定、今の拡大のあれ、日々2桁が維持できるような、そういう可能性が見えてくれば、またエリアを絞るか、要請時間を延長するか、そういう形でそろりそろりとやりたいと思っています。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。もう1点、病床の市独自の1000万円の協力金についてなんですけども、期間としては3月末まで運用を継続するという話だったかと思うんですけれども、今現状、感染者が少しずつ落ち着いてきた、で、病床もある程度落ち着いたような印象というか、そういう数字になってきていますけれども、今後、継続を続けるか、協力の呼び掛けについてですけども、その辺りのお考えはいかがでしょうか。 松井:これはワクチンが、ある一定接種されて効果が確認できるまでは維持していきます。 朝日放送テレビ:ということは、現状9月末までの接種が、今1カ月延びるかもという話があったかと思うんですけれども、病床の協力についても10月末ぐらいまでを考えるということで、具体的な日程感といいますか。 松井:これは3カ月単位で今やってますから。3カ月間、去年の12月の時点で中等症のベッドを稼働させていただけるところについては1床当たり1000万。これが12月から3月でしたから、1月、2月、3月。だから約3カ月、3カ月で期間区切ってやってますので、その3カ月、3カ月の状況を見ながら延長するかどうかを考えていきたいと。今の時点ではこれ、3月末でやめるという状況にはなっていませんから、次の3カ月はこのまま延長をいたします。 朝日放送テレビ:ということは6月末までというところで、いったん区切るということですか。 松井:うん。ただ、ちょっと正確に言うと、ベッドが稼働した日にちは各病院によって多少日時の誤差がありますから。だから全てが6月までっていうことではありませんけど。今年の1月末とか稼働していただいたところは、もう3カ月でいくと今度は7月とかいう、そういう形になるので。とにかくこの制度自体はワクチンの効果をしっかり見極めながら考えていきたいと思います。