大阪・松井市長「花見はマスク着用、散策して楽しんで」
大阪・松井市長「花見はマスク着用、散策して楽しんで」
大阪市の松井一郎市長は26日午後、大阪市役所で定例記者会見を開き、市民に向け「日常生活においても感染防止に気をつけていただくよう改めてお願いします」と述べた。 【中継録画】「宣言解除後も感染対策は継続。お花見、歓送迎会は控えて」大阪市・松井市長(2021年2月26日)
シートを敷いての飲食は感染リスクが高いので控えて
松井市長は会見冒頭で、大阪市の新型コロナウイルスの状況について「緊急事態宣言は、大阪府では今月末で解除の方向に向かっていますが、昨年の状況を踏まえ、これまで行ってきた取り組みについて継続させる必要がある」と述べた。 また、これからお花見シーズンを迎えることから「市民のみなさんは、シートを敷いての飲食は感染リスクが高いので控えていただきたい。花見をする際はマスクを着用し、散策をしながら楽しんでほしい」と呼びかけた。
このほか、3月や4月などは歓送迎会などのシーズンも迎えることから、飛沫が飛び交う多人数での会食や、日常生活においても感染防止を行うよう市民に呼びかけていた。
そろりそろりと社会経済をもとの状態へ動かしていきたい
報道陣からは、政府が大阪府の緊急事態宣言解除の方向で動いていることについての質問があった。松井市長は「大阪府の現状(1日の新規陽性者数)はだいたい2ケタです。ゼロはありませんから。2ケタを維持しながら医療従事者の負担を軽減し、なんとかワクチン接種が広がるまで維持したい」と述べた。 ただ「社会経済もまわしていかなければならない」と話し、時短要請をしている飲食店については、営業時間の延長などについて言及し「そろりそろりと社会経済をもとの状態へ動かしていきたい」と話した。
他人数での飛沫の飛び交う会合などは避けて
市民に対しては「緊急事態宣言は解除される方向ですが、一人ひとりの行動様式については他人数での飛沫の飛び交う会合などは避けていただきたいと思います。去年は4人でしたが、少人数での会合、できるだけ短時間、時間がながくなるとお酒がまわってくるから、少人数で会合をもっていただきたい、マスクやうがい、手洗いは日々、当然、習慣のようになっていただきたい」と呼びかけていた。