5~11歳接種「集団接種会場の設置を検討したい」大阪・吉村知事会見8月10日(全文3)
27日より少し前に継続か終了かを判断
今後、これをどうしていくのかということですけれども、その時点での発熱外来の逼迫状況や、感染の状況を踏まえた上で、27日より少し前に、継続するのか終了するのか判断するということになると思います。そういったスキームをつくっている以上、そのスキームの対象年齢の幅を広げるということが、この趣旨ですから、12歳から19歳も、もともとの決めた親亀の制度がありますので、そこに日にちも当てはめてるということです。該当させていると。というのは、発熱外来の逼迫というのが盆を過ぎてもまだ残っている可能性がありますので、であれば盆だけにするということではないというのが基本的な考え方です。 それ以外の休日、急病診療所であったり、これは小児センターについて、さまざまに夜間・休日診療をお願いするとか、二次・三次救急で外来診療、なんとか夜間をお願いするとか、ここの医療機関に対する要請は、11から16までのお盆期間に限って要請をしています。ただ、12歳から19歳については、当然これはお盆も逼迫するわけですけれども、このスキームがそもそもありますし、そしてキャパシティーとしても8000人のキャパシティーがありますから、そういった意味では12歳から19歳については、今回の二十歳から49歳までの皆さんにスキームを構築した期間と合わせたということです。だからもともとの制度に合わせたということが、一番大きな理由になります。
元の制度で思ったよりも解消できていないのか
毎日新聞:お盆を過ぎてからも逼迫する可能性があるとしたら、それはもともとの、親の制度のほうで発熱外来の逼迫に対して十分な対応ができるかどうかという話になってくると思うんですけれども、親の制度の発表が8月の2日で、それからわずか1週間程度で、今、お盆休みという期間とも重なって対象を広げるという話にはなってるんですが、1週間やってみて、発熱外来の逼迫というのが、元の親の制度のほうで、思ったよりも解消できていないとか、そういう部分も背景にあったりするんでしょうか。 吉村:いえ、それはないです。背景としてあるというご質問であれば、よく意味が分かりました。背景としてある質問ということであれば、まずは需要のキャパシティー、これを大きく広げることができたということがあります。当初、走りながらするというので、初日はちょっと予約がばっと急に集まって、なかなか、いったん予約を止めたりということもありました。でもこれは発熱外来が非常に逼迫してるから、走りながらでもやるんです、やらせてくださいということでやりました。急遽これをなんとか広げていこうと。これ、やってみないと需要も分からないわけですから。やってみてやっぱり需要があると、これは急遽広げようということで、体制の強化を急ぎ対応いたしました。 結果、8000人体制というのを数日で確保することができました。8000人体制を確保した上で、ここ数日間、オンライン診療等のあれを見てみますと、合計で3000件程度ですから、まだ5000件程度のキャパがあると。これだけのキャパの許容性があるんであれば、もう少し幅を広げていいのではないかというのが、議論の流れです。もともとは20から49歳という、非常に、その中で基礎疾患がない人、重症リスクがない人、妊婦さんを除くということで、リスクが低い人ということを限定に進めたわけですけれども、じゃあその次の世代でリスクが低いとなればどこかと考えたときに、やはり中高生については3回目接種の、もうすでに対象になってます、現にしてる人もいると。 そして入院者ももうほとんどいないと、重症化率もほぼゼロだということを考えたときに、12歳から19歳の方でも希望者の方はこちらにいけるようにしようという、許容性が、受け入れの枠が8000あって、実際の需要が今、来てるのが3000ぐらいですから、まだ受け入れられるんであればこっちをできるだけ積極的に活用することによって、本当に外来等、医者との面談による、そういう診療が必要な方を優先するというこのスキームの趣旨を考えたときに、枠を広げれるだけのキャパを確保できたということもあると思います。