内閣改造「経験豊かな方が多い印象」大阪・吉村知事会見8月10日(全文4)
大阪府の吉村洋文知事は10日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2022年8月10日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2022年8月10日) ◇ ◇
このタイミングでの内閣改造をどう思うか
朝日新聞:朝日新聞の新谷です。先ほど公務のところでもあったんですけれども、内閣改造に関する受け止めを日本維新の会副代表として、まずこのタイミングでの内閣改造について、また顔ぶれを見て感じられてることがありましたらお願いします。 吉村:選挙をもう自民党が勝利されたということで、人事権については岸田総理の専権ですから、これはもう岸田総理の判断だというふうに思います。ですので、それに対してどうこうというのは特にありません。まさに人事権を持つ総理の、選挙に勝った総理の判断だというふうに思っています。 顔ぶれを見ましても、実務者、経験が豊かで実務経験をお持ちの方が多いというのが印象です。 朝日新聞:ありがとうございます。特に厚生労働省の大臣も代わられました。加藤大臣なのでご経験はあるかと思うんですけれども、なかなか先ほどの公務の会見でも、コロナの対応を続け、日々、毎日変わる状況の中、されている中で、現場、知事もされている中で、厚労大臣も今代わるっていうことについてはどう感じられてますか。
自身の力は橋下氏や松井氏とどう違うと分析しているのか
吉村:ただ加藤大臣はこれまで厚労大臣何度も経験されてますし、これはコロナにおいてもやはり大臣を経験されている方ですから、そこは力のある方ですし、非常に能力の高い方でもいらっしゃるので、そこはしっかりと引き継ぎをして、今の岸田内閣の方向性で対応されると思います。私も直接やりとりできる立場でもありますし、やってきたこともやっぱりありますし。加藤厚労大臣がしっかりとかじ取りをされると思います。岸田総理の方向性に基づいてしっかりとかじ取りをされるんだと思います。実務的に非常に能力の高い方だと思っています。 朝日新聞:分かりました。ありがとうございます。もうちょっといいですか。すいません、ありがとうございました。ちょっと別のテーマで、代表選に関してお願いします。きのうも少しお尋ねさせていただいた、吉村さんご自身が出られない理由について、もう少しだけ聞かせていただけたらと思うんですけれども、きのうのお話の中では、松井さんや橋下さんとはやはり個人が違う、能力が違うというお話をされていて、松井さんや橋下さん、類いまれなる力を持った政治家が維新をつくっていってっていう表現をされていました。 一方で維新や吉村さんご自身を支持されている方にお話を聞いていくと、やはりコロナ禍での対応、知事としての対応を見ると、当時の政府のほかの人にもできないような対応をされていた、類いまれなる力がある人だと評価される方も実際いらっしゃいます。評価はそれぞれだとは思いますが、吉村さんご自身はどうご自身の力が橋下さんや松井さんと違う、どんな強みや弱みがあるか、自己分析をされていらっしゃるでしょうか。 吉村:力の差というか、そもそも個人が違うので、まったく常に同じ考え方にはならんだろうということです。何か能力が高いとか劣ってるとかそんなことを言うつもりはないんですけれども、それぞれの考え方に基づいて判断するわけですから、常に、例えば僕自身の考え方が橋下さんや松井さんの考え方を踏襲するわけではないということだと思っています。 特に今、今日の会見もそうですけど、この新型コロナウイルスというのがどうなるか分からないと。通常の知事の仕事に加えてこのコロナの対応もあると。そして特に大阪は都市部でもあり、またリスクの高い高齢者の方にどうしても広がりやすいというような環境もあるという中で、やはり大阪の成長とともに、このコロナの対応、これは知事の仕事として非常に重要だと思ってますので、そういったところに力を入れていきたいという思いです。その思いが強いということです。