大阪府・吉村知事が定例会見12月23日(全文3完)この一冬をどう越えるかが重要
1月末時点で140人は担保されているのか
毎日新聞:ありがとうございます。もう1点すいません。大阪コロナ重症センターの件で、看護師さんを先ほど1月末までで約140人が確定というふうにおっしゃられていましたけど、これは12月15日の開設から1月末までの累計の人数ということなのか、それとも期限が切れた方っていうのを差し引いて1月末の時点で140人は担保されているっていうような理解なのかどちらでしょうか。 吉村:1月末までにコロナ重症センターで活動してくれる看護師の方が個別で数えて140名いるということです。つまりこの基金の贈呈の対象の方が140名いらっしゃるということです。同じ人がずっと仕事されている方もいらっしゃると思いますし、2週間で帰る人もいる人もいらっしゃいますし。だからここに30人ぐらいいるんですかね、ここに140人いると。それが1月末までに応援していただける方が140名確定している。そういうことです。 毎日新聞:1月末の時点で140人ですか。累計ですか。 吉村:1月末までの累計ですね。12月15日から1月末までのそれぞれの個人の数の総数が140名ということです。ずっと仕事してくれる人もいれば2週間で地元に帰られる人もいれば。それを全部足したのが140名だというふうな状況です。 司会:次のご質問ございますか。
そもそも2万2000件必要なのか
日本経済新聞:日経新聞の大畑といいます。1点だけ。先ほど今の検査能力は1日1万件ぐらいだとおっしゃっていたと思うんですけども、当初は目標として1月末に2万2000件というのがあったと思うんですが、これの、達成できるかどうかの見込みと、インフルとの同時流行という想定でこの計画立てられましたけど、今かなりインフルは抑えられていると、少ないというのを聞いていまして、そもそも2万2000件必要なのかどうか、この辺りについてお考えをください。 吉村:2万2000件の目標は確か1月が一番はやると。だから1月中に2万2000件というのが目標だったと僕は記憶しています。記憶違いだったら指摘していただいたらと思うんですけど、僕自身の記憶では1月が一番インフルのピーク。そしてそのときは2万2000、最大で2万2000件の検査ができるようにするというのが1つの目標です。そのために必要なクリニック系、診療所の皆さんの指定機関については約1500の指定期間が必要になるということです。 で、現状ですけども1240の機関、病院、診療所が手を挙げていただいているという状況です。あと250、足りないといえば足りないわけでありますが、こういった1240の、皆さん手を挙げていただいているので、1万を超える検査能力は確保できている。今の検査とすればそこはもう対応できているという認識です。これは、1月の2万2000件というのは目標としては当然これは、その目標で進めていきたいと思っています。事情、変更しているじゃないかというのは確かにおっしゃるとおりで、インフルエンザがほぼゼロです、今。例年であればもうはやってる時期ですけど、調べてもらったら分かるけどももう完全にゼロのような状況になって、そういった意味では完全にインフルエンザを制圧しているような状況です。 ただこれが1月どうなるかも分かりませんし、そういった意味では2万2000の目標は変わっていませんが、当初想定してたインフルもどんどんはやって同時流行するという状況になってないというのは、検査という意味では望ましいというか、そういう方向なんじゃないかというふうに思っていますが、目標を変えることは、今の段階ですることはないです。 司会:ほかにご質問ございますか。よろしいでしょうか。それではこれで終了させていただきます。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見12月23日