大阪府・吉村知事が定例会見12月23日(全文3完)この一冬をどう越えるかが重要
医療従事者が年末年始に少なくなるのが理由か
記者:年末の病床のところでちょっと確認なんですが、知事の手元には今どのぐらいの病床が運用できるかっていうのはないっていうことなんですね。 吉村:僕の手元にはないです。医療機関の数、それは来てます。 記者:先ほどのNHKさんの質問だと思いますが、その回答の中で実運用数は手薄になるだろうというお話、回答あったと思うんですけれども、これはベッドは空いているけども、それに対応する看護師だったり医師さんが年末年始の期間いないから、ベッドは空いてるけど受け入れられないみたいなことが手薄になる理由として考えたらいいでしょうか。 吉村:例えばここ、23の受け入れ病院になりますけども、22ということで、1つの病院が減ったとするならば、そこで動かしている受け入れ病床というのは、それは日にちが1月1日なのか29日なのかちょっとそこまで僕自身の手元に資料はないですが、その分は入院受け入れられないということだから、そこは手薄になるんじゃないかというふうに僕は思っています。ちょっとその認識間違っていたら医療部から説明してもらったほうがええと思うんですけど、僕はそういう認識です。 ただやっぱりこの割合からいくと新たな受け入れですから対応できるだろうというふうには認識はしていますが、ただ手薄になることは間違いないだろうというふうには思っています。ちょっと僕の今の認識が間違っていたら医療部からまた報告させてもらいます。今、医療部いないですから。今ちょっとこの場に医療部がいないので、もし違ってたらまたご報告します。 記者:ありがとうございます。 司会:次のご質問お願いします。
支援金は何回も支給するのか
毎日新聞:毎日新聞、石川です。ちょっと今の質疑の中で補足で確認を2点させてください。医療機関の、医療従事者たちの給与の支援金の話なんですけれども、これ、支援金の交付っていうのは基本的に1回という理解でいいんでしょうか。継続的にそのあとも何回もされていくっていうことではなくて。 吉村:僕は1回だと思っています。それは特に今年の冬もボーナスカットされているんじゃないかということで、それを十分賄えるだけの金額を1回。それをどう使っていくかは病院が分割というか、そういう使い方がいろいろやり方あると思うんですけど、1床当たり幾らっていう金額を1回どんと支援金制度で支給するというのが必要なんじゃないかと思っています。 僕の問題認識は、どうなるか分かりませんが、やっぱりこの一冬をどう越えるかっていうことに非常に力を、僕自身はそこが重要じゃないかと思っています。今、ワクチンなんかももう3月ぐらいにできるんじゃないかということで、大阪府でもワクチンの協議会の体制はもうこの年内には会議体立ち上げますけども、これは入ってくると。ワクチンでもちろんゼロにはならないけれども、そこで、やはり僕は大きなゲームチェンジャーになってくるんじゃないかというふうにも期待もしています。 それからやっぱり暖かくなってくるので、気候の要素ってやっぱりものすごくあるんじゃないかと思っています。4月以降はわれわれも1回経験していますんで、でもこの一冬を越えるっていうのはまだ経験していないですから。そして経験してない中これだけ感染が拡大し、そして韓国やヨーロッパでもまだ拡大し。やっぱり冬のシーズンっていうのはコロナもともと強いと専門家もおっしゃっていますがそうなんだろうなと。この冬のシーズンをどう乗り越えるかっていうのに非常に重要な、しかもワクチンがない。ワクチンができた夏のシーズンとワクチンもない冬のシーズン、今まさに一番しんどい状況のときにあるんじゃないかと僕自身は思っています。 なのでこれをどう乗り越えるかっていうときに、やはり病院への支援というのはこれは当然やるべきだと思うし、そういった意味でこの一冬分というか、そういったイメージでどんと支給すべきじゃないかと思っています。