大阪府・吉村知事が定例会見12月23日(全文1)年末までは不要不急の外出自粛を
大阪府の吉村洋文知事は23日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が会見 年末年始の診療検査体制「一日約4千件から5千件を確保」(2020年12月23日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が会見 年末年始の診療検査体制「一日約4千件から5千件を確保」(2020年12月23日) ◇ ◇
年末年始、新型コロナウイルス感染が疑われたら?
司会:ただ今から知事の記者会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いいたします。 吉村:僕からは4点です。まず最初ですが、年末年始、新型コロナウイルスの疑いが出たらどうしたらいいの? ということについてです。12月29日から1月3日までの間の新型コロナウイルスの医療体制についてのご報告、そしてまた、疑いが生じたときはこちらに連絡をくださいということについての報告が1つです。現状ですけれども、この間、12月の初めのころから医療機関に対しては、年末年始、非常に厳しい状況の中にあるのは分かるんですが、このコロナの対応についてはご協力くださいというお願いの通知を発して、そしてやりとりをしてまいりました。先週の金曜日に一定、その取りまとめもしまして、今日の夜行われる協議会でも報告されますが、事前に府民の皆さんへの年末年始の対策の状況を、ですので、お知らせをしておきたいというふうに思います。 まず結論から申しますと、本当に多くのクリニック、検査体制に協力していただいて、クリニック、診療所の皆さんにご協力をいただきました。1日1日、29日から3日までの間、開けていただけるところというのを確認して、日繰りでどのぐらいの診療・検査機関が事業をしていただけるかと、診療して、検査をしていただけるかということの数をまとめました。
1日4000~5000件の検査体制を確保
結論から申し上げまして、1日おおむね4000から5000件の検査体制については確保することができています。これは診療・検査機関です。ですので指定させていただいてる、現在、合計で1240のクリニック、診療所に、検査の指定をさせていただいてますが、そこのうち、事業をしていただける、開設していただける医療機関の合計の検査数がだいたい1日4000から5000件を確保することができました。 併せて、それ以外にも府が設置しますドライブスルーの検査場というのは、これもやってます。ですので当然これは臨時的に拡充もいたします。年末年始、総数で合わせて約6000件程度の検査体制については確保できたのでご報告をいたします。 で、入院の、まずこちら診療・検査体制ですけども、それぞれの医療圏ごとで開設する医療機関数ということの取りまとめをいたしました。豊能から始まって大阪市までありますが、それぞれどのぐらいの数が診療・検査をしていただけますかというのを取りまとめてます。1軒ずつ取りまとめてます。ここでは合計の概算だけ出してますが、合計174から約400、398という医療機関で12月29日から1月3日までの間、コロナの検査をしていただけるということにもなりました。 そして、もう1つは入院です。入院受け入れ機関にも本当にご協力をいただきました。重症病床については、もう日中については、ほぼ9割以上と。そして時間外、深夜は約7割のご協力をいただいてます。そして軽症、中等症については日中で7割以上、時間外については約4割から6割が受け入れにご協力をいただく予定になってます。これは現状ですけども、重症の受け入れ医療機関は今現在、大阪で23ありますけども、23の医療機関のうち日中は22をしていただけると。年末年始の期間です。29日から1月3日までの期間です。で、時間外が18から19という形で。それぞれの医療機関ごとに数を集約いたしまして、先ほど申し上げた入院体制というのも確保をすることができているという状況です。 ただ、逆を言うと100%は、当然確保はできてないという状況です。年末年始は医療機関が手薄になります。これは医療機関で働いておられる医療従事者の方にも、やっぱりこれは年末年始があるわけで、お正月もあるわけなので、そういったことをぜひ、その中でもこうやってご協力いただいてるということにまず感謝ですし、やっぱり休まれる方も当然これはいらっしゃいます。ですので手薄になります。