LINE・出澤社長が会見(全文5)今回の件でタイミングが早まった
医療情報ガイドラインを順守する意識は
東洋経済新報社:分かりました。もう1点なんですが、先ほどLINEヘルスケアの話が少し出ましたけれども、医療情報では厳密にはないかもしれないですが、一部情報、データっていうのが韓国のほうにあったと。経産省、総務省、厚労省が定めている医療情報を扱う上でのガイドラインでは、医療サービスに関連するデータっていうのはなるべく国内のサーバーで保存しておくべきというような話も出ていたかと思います。こちらに関して、LINEドクター、試験的に始められていましたけれども、このガイドラインを順守する意識みたいなところに関するお考え、お聞かせください。 舛田:まさにガイドラインの中で、そのほうが望ましいというようなものだと思いますけれども、まさにここに関しては、われわれとして、単純にロケーションだけではなくて、どのような環境でデータをプロテクトしていくのかということも併せてだと思っております。われわれとしては、従前はプロテクトする環境に関して適正であれば良いだろうというところでしたが、今回まさに皆さまから、ユーザーの皆さまから今回のような反応を、強い反応をいただいているということは強く認識をしておりますので、このご不安というのをまさに払拭するためにわれわれはどうすればいいのかと。その答えの1つとしては、2つの国内化と言っておりますが、こういったところを徹底的にやっていくというのがわれわれの、不安を払拭するという、まず一番最初にやるべきことだろうと思っています。それはヘルスケアにおいても同じだと思っております。 東洋経済新報社:分かりました。 司会:ありがとうございます。ちょっとお時間の関係で、次、先ほどご指名させていただいたご質問される方と、オンラインでもまだ質問が続いている状況ですので、オンラインからも1名お受けして、質疑応答は終了とさせていただければと思いますが、まずは先ほどご指名させていただいた方からご質問をお願いいたします。 【書き起こし】LINE・出澤社長が会見 全文6へ続く