会見冒頭、「ユーザーの皆さまにご迷惑とご心配をお掛けしており、心からおわびを申し上げます」と述べて頭を下げる出澤社長（中央）

　LINEの出澤剛社長は23日夜、都内で記者会見を行った。 ※【＊＊＊＊　00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「LINE・出澤社長が会見　個人情報管理の方針を説明（2021年3月23日）」に対応しております。 【動画】LINE・出澤社長が会見　個人情報管理の方針を説明（2021年3月23日） 　　　　　◇　　　　　◇

信頼回復が第一

出澤：ご質問ありがとうございます。まず、なぜこのような対応かというところですけれども、やはり信頼回復が第一だというふうに思っておりまして、われわれの配慮というかが、ユーザーさまへの配慮というのが足りなかったことによって、こういった事態になっているということを非常に重く受け止めております。そこからの信頼回復という意味では、なるべく早く明確な対応をする必要があるだろうということで、今回このような、中国からの完全、LINE業務に関しては完全にやめるということと、あと、各国のサーバー移転ということを決定したというのが背景でございます。 　もう1つ、誤認というか、われわれの説明がミスリーディングだったんじゃないかということだと思います。これはやはり、先ほどのプライバシーポリシーの話もそうかもしれませんが、本当にわれわれとして反省すべきだというふうに思います。 　開発のイベント等ではグローバル開発ということは言っておりましたけれども、そのデータの保管であるとかそういったところに対して非常に明確な、クリアなユーザーさまへのコミュニケーションはしてこなかったというところでございます。そこが非常に今回の問題点だというふうに思っていますし、そういったことが今になってというか、こういった結果になっているというふうに思っております。 司会：それでは次の方をまずは指名させていただければと思います。そうしましたら続きまして、同じくAブロックの4列目の真ん中にいる男性の方、お願いいたします。ご移動をお願いいたします。それでは2番目の方、ご質問をお願いいたします。