LINE・出澤社長が会見(全文6完)まずは信頼回復に努める
LINEの出澤剛社長は23日夜、都内で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「LINE・出澤社長が会見 個人情報管理の方針を説明(2021年3月23日)」に対応しております。 【動画】LINE・出澤社長が会見 個人情報管理の方針を説明(2021年3月23日) ◇ ◇
国内移行に掛かるコストは
記者3:フリーランスの【イシカワ 01:35:53】と申します。そもそもなんですけども、この画像ですとか動画のデータ、なぜ最初から日本に置かずに韓国に置いたのかというところを教えてください。あと、そうですね、韓国、中国から、全部国内化する上で、コストがどれぐらい掛かるのかというところを教えてください。 舛田:まずはロケーションについてお答えさせていただきます。画像と動画というのは非常に大きいサイズのデータになってございます。テキストよりもですね。LINEというサービスを考えたときに、LINE、まさに速さというのが大事ですと。レイテンシが非常に大事だということで考えますと、われわれが国内だけのサービス、日本国内のユーザーに向けてサービスを展開するんであれば、全てのサーバーというのは、これは論理的に考えるとそこの、一番の近くにあるほうがいいと。 一方、われわれ日本だけではなくて、台湾、タイ、インドネシア、そして当初、ご記憶にあるかもしれませんが、例えばロシアであるとか、例えば中東であるとかそういったところ、今でもユーザーいますが、非常に多くいました。その中でレイテンシというものがきちんと保たれる状態で、なおかつ高いセキュリティーレベルを持っているサーバー、データセンターがあり、そして、そこに対して人材がいるかみたいなことを探していったときに、当然われわれ、ご承知のとおりNAVERというのが親会社でおりましたので、その中で一番、ある種リーズナブルなところを選ばせていただいたというのがございます。 記者3:それで国内に移すとなると、どれぐらいのお金が増えているものですか。 舛田:これに関しては段階的に移管せざるを得ないと思っています。ですので、お示ししたスケジュールになってございます。こちら、コストでいうと、データセンターもたくさん必要なものだと思っていますが、ここは非常に重要だと考えていますので、きちんとそこに対しては準備と投資をしていくという意思をわれわれとしては固めております。