小池都知事が定例会見1月28日(全文1)新年度予算案はグリーン・デジタル投資に重点
東京都の小池百合子知事は28日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「自宅療養サポートセンター『うちさぽ東京』を開設 東京都・小池知事が定例会見(2022年1月28日)」に対応しております。 【動画】自宅療養サポートセンター『うちさぽ東京』を開設 東京都・小池知事が定例会見(2022年1月28日) ◇ ◇
繁華街の夜間滞留人口が減少しているとの報告も
小池:おそろいでしたら、どうぞ。 朝日新聞:今日からオンラインになりました。よろしくお願いいたします。幹事の朝日新聞です。 小池:お願いします。 朝日新聞:それでは知事のほうからまず発言のほう、どうぞよろしくお願いいたします。 小池:今日は2点です。コロナと都の予算案であります。まずコロナについてですけれども、まん延防止等重点措置を実施しましてから1週間がたっておりまして、都民、事業者の皆さまや、医療事業者の皆さまには、このまん延防止に対しましてもご協力、ご尽力いただいております。あらためて御礼を申し上げます。 きのう、都のモニタリング会議で、西田先生から、重点措置の実施をしてから、繁華街の夜間滞留人口、こちらのほうが減少しているんだというご報告がございました。また先般、公労使、経営者と、そして労働組合をはじめとする関係者の会議、公労使会議で、BCPの策定、事業継続計画ですね。そして、またテレワークのいっそうの推進などにつきまして共同宣言を取りまとめて、各企業においての取り組みを今、進めていただいているところです。
誰もが陽性者、濃厚接触者になり得る
都として、都民、事業者と一体となって、オミクロン株に対抗するための重点措置による対策、そして保健医療提供体制の拡充など、積極果敢に【実行 00:02:06】しているところでありますけれども、そこには武器が必要です。何度も申し上げておりますが、感染拡大を抑え込んでいくための、3つ、3点セット、三種の神器と呼んでおります。3回目のワクチン、経口薬、そして中和抗体薬の早期の確保と確実な供給や必要な検査の需要に見合った検査体制の充実、確保が不可欠でございます。 加えまして、誰もが陽性者、濃厚接触者になり得るんですよと。大曲先生からも、きのうお話もございました。そのことを考えますと、海外の先行事例とか、科学的な知見を踏まえた感染者の療養解除の期間、そして濃厚接触者の健康観察期間、その見直しも必要であると。 こうした点に加えて、国においてオミクロン株の特性を科学的知見に基づいて分析、また医療提供体制や社会活動の継続などに関する全般的な対応方針を明らかにされた上で、基本的対処方針の変更、そして緊急事態宣言の発出や、措置内容などの具体的な対策などについて明記をしていただくこと。ならびに、レベル3への移行の考え方につきましても、都道府県が的確に判断できますように、明確で分かりやすい基準を速やかにお示しをいただきたいという旨、先ほど国に要望をいたしたところです。 感染拡大による医療逼迫、社会経済活動の停滞という危機的な事態を招かないように、引き続き国と都が力を合わせて取り組んでいきたいと考えております。医療提供体制の強化など、多々ございますが、まず3点について申し上げたいと思います。 1日の新規感染者数、1万人を大幅に超えてなお増加傾向にある現実ですけれども、このような状況にも対応できますように、感染拡大緊急体制として、保健医療提供体制をさらに強化をいたします。緊急体制にありましても、まず全ての患者は医療機関における診断を受けて、療養方針に基づいて、そのあと必要な医療、そして行政のサポートを受ける仕組みといたします。とりわけ、現下の感染急拡大時におきまして鍵となるのは、自宅療養の支援体制です。 そのため、今回自宅療養サポートセンター、これを「うちさぽ」と呼んでおりますけれども、こちらを設置いたします。自宅療養者に対しては、年齢、リスクに応じた効果的な健康観察を実施することとなります。症状がある方や、基礎疾患のある方などについては、保健所やフォローアップセンターが健康観察を行うということで、これも今も行っているところですが。