小池都知事が定例会見1月28日(全文1)新年度予算案はグリーン・デジタル投資に重点
自宅療養サポートセンター「うちさぽ東京」を設置
それ以外の無症状の方などは、ご自身で健康観察を行っていただくことになりますけれども、体調が変化した際などには、1月31日に完成する「うちさぽ東京」、先ほどから申し上げている、こちらにご連絡いただく。そこでの連絡を受けて、必要な健康観察や医療支援につなげていくというものです。 また、「うちさぽ東京」におきましては、自宅療養者の依頼による配食の手配や、また、さまざまな相談を受け付けるというものです。先日、有楽町の東京スポーツスクエアに新たに開設した、感染拡大時の療養施設について、患者からの直接申し込み、24時間受け付けるコールセンターを設置しまして、家庭内感染などを防ぐために受け入れの促進を行っていくと。来週の1月31日からの受け付け開始となります。 2点目です。学校です。モニタリング会議では、学校を感染源とする複数の発生事例も複数確認されたとの指摘もありました。学級閉鎖を行っている小中学校も連日増えてきています。陽性者が発生した場合に、学級閉鎖や濃厚接触者の候補者などの判断、これを学校が適切に行えますように、具体的な事例や判断のポイントを分かりやすく示した手引きを作成いたしまして、全ての学校に配布をいたします。活用していただきたい。 それから分散登校などを行う際には、自宅での子供の見守りが困難なご家庭も見込まれますが、小学校の空き教室を活用しまして、児童の居場所を確保することができるように、区市町村を、支援をしてまいります。
3回目のワクチン接種を加速
それから3点目ですけれども、コロナとの戦いのゲームチェンジャーとなりますのが3回目のワクチン接種でありますが、それを加速させる取り組みについてであります。きのう、東京商工会議所、東商と東京都の医師会とお話をしまして、区部に1カ所、そして東京都の商工会連合会とも連携しまして多摩地区に1カ所と。中小企業の従業員さんなどを対象とするワクチン接種会場を設けるということといたしました。 これに加えまして、昨年の6月、7月に島ですね、東海大学にご協力いただいて小笠原村、1000キロ離れているんですけれども、小笠原村において集団接種を行いましたけれども、あらためて東海大学に医師等を派遣いただいて、2月の26日と27日の土日の2日間、父島に居住される18歳以上64歳以下の全島民に対し、3回目のワクチン接種を実施いたします。申し上げましたように1000キロ離れておりますが、この小笠原において3回目のワクチン接種を進めるということは、島の皆さんの安全・安心につながりますし、円滑なワクチン接種が実施できるようにしていただく、サポートいただく東海大学にはその点、感謝申し上げたいと思います。 それから都民の皆さまには、あらためて感染しない、させないために大事なこと、確認をしておきたいと思いますけれども、何度も申し上げておりますが、基本をおろそかにしないということで、正しいマスクの着用、最近は二重マスクの方もいらっしゃいますね。換気を徹底する。それから3密の回避など、引き続きの徹底をお願いいたします。また、夜間の繁華街等、混雑する場所や時間を避けて行動するように、あらためてお願いを申し上げます。 都におきましてはこうしたお願いを繁華街の駅前などで警察、消防、地元区とも連携をしながら、直接の呼び掛けをしてまいります。ちょうど今夜ですけれども、金曜日の夜ですね、渋谷のハチ公前で副知事を筆頭に職員が呼び掛けを行いますが、新宿や池袋、吉祥寺などの駅前などで見回りを行ってまいります。 「感染を止める、社会は止めない」。そのためには都民、事業者、行政、心1つに取り組んでいくことが重要であります。そしてご自分だけではなくて、大切な人、そして社会を守るため、引き続きのご協力、よろしくお願いを申し上げます。メディアの皆さま方もどうぞよろしくお願いいたします。これがまずコロナ関連で、今日お伝えすることです。 もう1点、令和4年度の予算案がまとまりましたので、その概要について発表させていただきます。東京、そしてわが国、今、大きな転換期を迎えております。世界では地球規模の危機である気候変動にいかに対応するかと。