ビル火災踏まえた避難対策強化事業「条件反射的に対応できるように」大阪・松井市長会見10月7日(全文)
危険度判定にはどのような段階があるのか
朝日放送テレビ:朝日放送の【オカタニ 00:07:14】です。この危険度の判定っていうのは、具体的にはどのような段階があるんでしょうか。 松井:危険度の判定? 朝日放送テレビ:判定、はい。今回、現況調査で建物に応じての危険度の判定を行って、それによってコーチングみたいなことをされるということなんですけど。 松井:階段は1つしかないけど、その建物の構造というのはそれぞれ、いろいろありますんでね。その辺、ちょっと。 奥中:よろしいでしょうか。 松井:はい。 奥中:すいません、消防局予防部長の奥中でございます。コーチングにつきましては、危険度判定ということで、建物の構造、窓があるとか、ひさしがある、もしくは書いてありますとおりバルコニーがあるのかとか、そういったものが建物によって違いますので、その辺りをまずしっかりと確認させていただきます。その建物状況に応じた避難の方法。開口部があれば、2階、3階であれば、最悪飛び降りというような、そういうような避難の方法、こういったものもコーチングしていきたいということで考えております。あと、プラス、階段の確認と書いておりますけれども、そういった防火管理、ソフト面の管理状況、こういったものも、その現況調査のときに確認をさせていただきます。以上です。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。産経新聞さん。
消防庁の報告書も参考にしているのか
産経新聞:産経新聞の【ヤマモト 00:08:41】です。よろしくお願いします。こういったコーチングの方法であったりとか現況調査の方法というのは、国で、消防庁のほうで、有識者の検討会が行われた報告書を作成されてたと思うんですけども、そういったものも参考にされたりしてるんでしょうか。 奥中:よろしいでしょうか。 松井:うん。 奥中:すいません、消防局です。報告書の中には具体的なコーチングの方法とか、そういったものの記載はございません。ただ、誘導的な対策として、そういう避難の訓練、こういったものを指導していくというところまでが国の報告書には記載がありましたので、京都アニメーションで示された京都の避難行動の指針でありますとか、こういったものを参考に当局で考えて作ったものでございます。以上です。 司会:次の質問をお受けします。関西テレビさん。