ビル火災踏まえた避難対策強化事業「条件反射的に対応できるように」大阪・松井市長会見10月7日(全文)
大阪市の松井一郎市長は7日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年10月6日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年10月6日) ◇ ◇
北区のビル火災を踏まえた避難対策強化事業を実施
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。 松井:私からは北区のビル火災を踏まえた避難対策強化事業についてです。令和3年12月に発生した北区ビル火災を受け、大阪市では特殊なビル火災による人的被害を軽減することを目的に、火災発生時の避難するための直通階段が1つしかなく、不特定多数の人が利用する建物、5480軒全てを対象に、セルフ・レスキュー・コーチングを令和4年10月から新たに開始します。 建物構造上の危険度の判定を行う状況調査を行うとともに、特殊な火災発生時など、有事の際に対象となる建物に応じた具体的なセルフレスキューの知識や方策を習得していただきます。煙の流入防止方法や避難器具の使用方法などのほか、2階からのぶら下がり避難など、通常の消防訓練では指導しない、命を守るための最終手段のコーチングも行います。これにより対象となる建物の関係者の方々に避難が難しい建物で勤務等をしていることを認識いただき、万が一のときに自身や利用者の命を守る助けになってほしいと思います。今後、避難訓練ガイドラインが全国に発出されると聞いていますが、このような建物が、多く抱える本市が、全国に先駆けてセルフ・レスキュー・コーチングを展開いたします。大阪万博開催を控える国際都市・大阪として、これまで以上に災害に強いまち、安全な都市を目指し、当事業を重点的かつ継続的に進めていきます。僕からは以上です。 司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして社名と氏名をお名乗りの上、質問をお願いします。質問につきましては市政関連のみでお願いします。では幹事社の共同通信さん、お願いします。