大阪府・吉村知事が定例会見1月27日(全文1)来週頭までの数字が非常に重要
府営住宅を活用した若者就労・居住支援など
そして、これはNPO法人HELLOlifeがやってくれていますが、府営住宅を活用して若者の就労・居住支援ということをやっています。これはコロナで失業して住宅がなくなったと、住宅確保が困難という方に府営住宅を活用してもらいます。使っていただいて、そこで、府営住宅で住んでもらうだけじゃなくて、このHELLOlifeの皆さんが面談とか研修をして、次の職場につなげていけるようにアウトリーチをしていこうという、そのサポートです。 それから、このNPO法人やんちゃまファミリーwith。これは松原市がやっていますけども、府立松原の高校生と共に子ども食堂を展開していこうという事業です。子ども食堂の回数を増やしたり、弁当を宅配したり、特にこのコロナ禍でもあります、いろんなサポート事業をするということをやっています。 それぞれ現時点での実績が具体的に出ているところです。釜ヶ崎のところでいくと居住支援が今6名、そして府営住宅の、このHELLOlifeでも2月中旬に6名入居予定になっていますし、この子ども食堂については延べ200名以上が参加していただいていると。それから宅配とかフードのパントリー、これも延べ2000食以上ということで、本当にNPOの皆さんに活動いただいているということを、まず感謝申し上げたいと思いますし、現実に費用が要るということで、具体的に持続可能な形をつくろうよということで、この仕組みが出来上がった。
2月1日から公募の受け付けを開始
これはモデル事業です。で、モデル事業が一定程度成果を出しているので、これから本格事業にしていこうというのが今日の紹介です。その公募をしていきます。仕組みはもう先ほど申し上げたとおり一緒です。大阪府と村上財団が連携して、村上財団のほうには資金を提供してもらいます。で、NPOのほうにはクラウドファンディングで自分でも資金を調達する努力をしていただくということになります。これについては、やり方なんていうのは、ノウハウ、それは村上財団と大阪府のほうから支援をして、自分たちで資金を獲得する仕方についても知ってもらうということです。そうすることでNPO法人が個別にコロナで顕在した社会課題を解決しにいくという仕組みです。 令和3年度の公募についてですけども、これはもちろんNPO法人に限りませんが、営利を目的としない法人に限ります。それから対象事業として、やはりこのコロナですから、コロナ禍での顕在化した社会課題について解決を図ろうとする事業を対象事業とします。支援金の内容ですけども最大で、事業規模として1000万から200万円を想定していますから、500万円から100万円を資金提供いたします。そして集めた寄付金額と同額を、村上財団から寄付をしていただきます。 そしてスケジュールですけども、もう2月1日から公募の受け付けを開始しまして、3月14日に公募の受け付けを終了します。そこから審査をしまして、年度明けの令和3年の、この令和3年の下旬に採否通知をしまして、この年度をまたいで令和3年4月から資金調達に入っていただき、令和4年、そこから事業をやってもらうという形になります。公募の説明会については2月19日にウェブで配信をいたしますので、そこを見ていただけたらというふうに思います。僕からは以上です。 司会:それではご質問をお受けいたします。ご質問の際には必ずマイクを通していただきまして、ライブ中継をご覧になっている方や手話通訳の方にも聞き取りやすい声でご質問をお願いいたします。それではご質問のある方は挙手をお願いいたします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見1月27日 全文2に続く