大阪・吉村知事 緊急事態宣言について「専門家の意見聞いて来週の会議で判断していきたい」
大阪・吉村知事 緊急事態宣言について「専門家の意見聞いて来週の会議で判断していきたい」
大阪府の吉村洋文知事は27日午後、大阪府庁で定例会見を開いた。同日で緊急事態宣言が発令され2週間ということを受け「今週の数字、来週頭くらいまでの数字が非常に重要になってくると思います。それを踏まえ宣言をどうするのか、僕自身も専門家の意見を聞いたうえで、来週の大阪府の本部会議で判断していきたい」と述べた。 【中継録画】「緊急事態宣言から2週間。事業者、府民みなさんのご協力に感謝」吉村大阪府知事(2021年1月27日)
「大阪府内の飲食店、約9割が時短に協力いただいております」
吉村知事は会見冒頭、大阪府などに緊急事態宣言が発令され27日で2週間たったことについて「この間、飲食店のみなさん、事業者のみなさんにご協力いただいていることに感謝いたします。特に飲食店のみなさん、午後8時までの営業、お酒は午後7時までという厳しいお願いをしていますが。約9割のみなさんにご協力いただいております。多くの事業者のみなさまにご協力いただいていることに感謝したします」と述べた。
「この2日くらい、過去と比べると少ない状況に」
吉村知事は「緊急事態宣言の効果というのはまだまだ評価しづらいところがあります」としながらも、その中で感染の急拡大は抑えられている状況と説明した。 そして、大阪府内の感染者数については「この2日くらい、過去と比べると少ない状況になっています。少しずつなんとか減ってきているという状況です」と続けた。
緊急事態宣言については「効果が判明するという意味では今週の数字、来週の頭くらいまでの数字が非常に重要になってくる」「それを踏まえて宣言を今後どうするか僕自身も専門家の意見を聞いたうえで大阪府の本部会議で判断していきたい」と話し、医療がひっ迫している状況の解消に向け、引き続き府民に対して協力をよびかけた。