大阪市・松井市長が定例会見10月7日(全文4)今が本当に特殊な状況
旗の設置は維新から提案したのか
日本経済新聞:続いて政務に移ります。質問のある社はお願いいたします。 朝日新聞:朝日新聞の笹川です。きのう報じられていた、アメリカ村での都構想を巡る旗の設置なんですけども、1点それで確認したいんですが、この旗の設置は維新の側から提案したものなのか、商店会の側から打診があったのか、どちらなんでしょうか。 松井:商店会振興でもあるし、アメリカ村の組合の人たちが都構想、すごく理解を示してくれて、大阪変えようぜっていう旗を揚げようと、こういうことで協議が整ったということです。 朝日新聞:商店会のほうから設置しませんか、というふうに打診があったという理解でよろしいでしょうか。 松井:うん。ただし商店会のために、やっぱり設置費用とか持つよ。 朝日新聞:先日、育児関係の情報誌の『まみたん』の広告の件もありましたけれども、維新の出している広告にこうやって市の側から注意がされていて、また、市のトップを党代表である松井代表が市長を務めているという中で、こういう事案が相次いでいるということはどのようにお考えでしょうか。 松井:これ、故意でやっているわけじゃない、『まみたん』も。『まみたん』の会社として、政治的な広告は駄目よということを、『まみたん』の会社側が忘れたわけでしょう。われわれは市長としてそこに圧力一切かけていないし、維新側は広告料を払って、そういう事業者としても応援するために正規の広告費を払っているわけです。今回のアメリカ村のやつは、地元の人たちも規約のあれに引っ掛かるとは思ってなかった。で、政治的な要件とかがある。だからわれわれ、僕は直接、建設局とこれはやりとりしていません。 これはやりとりすると、また誤解を生んだらいかんから。圧力的な。だから一切やりとりしてない。で、地元の皆さんもやっぱり、地元のアメリカ村の組織としたら都構想を推進したい。ただ、これはやっぱり、その広告を、維新がそれを広告主になるんなら、やっぱり政治的な要素も絡んでくる。だから規約に引っ掛かりますよと。 だから賛成だけ言ってたらいいんじゃないのっていう話ですね。【*******01:25:44】。都構想っていう、「変えるぜ、大阪。」は別に地元の人の意思だし。だから都構想、反対も賛成もあるから、賛成いうのをあまり打ち出すのはよろしくないなと思っています。ただ、ちょっとあれなのは、これ政治的っていうけど、行政はこれ、進めているんですよね。大阪市は。大阪市役所として府庁と市役所の組織再編というのは役所として進めている話ですから。これはもう当然の話ですね。